木製スプーンの贈呈式(インテリア科)


 八代市にある西岡養蜂園の協力依頼により製作してきた木製スプーンが完成し、贈呈式を行いました。

 依頼があったのは平成26年のことでしたが、試作をしてみるとデザインと実用性、また木材の加工技術を学ぶ課題としてちょうど良いという判断で、平成27年度2年生の実習課題として取り組むことにしました。

 今回のスプーンは蜂蜜専用というわけではなく、他にも使えるように形は普通ですが、柄を長くして蜂蜜が付いても持ちにくくならないようにしました。初めは綺麗な形にならなかったり、凹みが浅かったり逆に掘りすぎて穴を開けたりと失敗が続きましたが、なんとか使って頂ける程度のクオリティーのものが完成しました。
 

 7ヶ月ほどかけて、10人で合計100本のスプーンを製作しました。自己紹介の後、一人ひとりが手渡しながら、苦労したことや思いを伝えました。
 

 


 

 その後、ご持参いただいた13種類の蜂蜜の試食をさせて頂き、さらに一人一瓶ずつ蜂蜜のプレゼントを頂きました。

 

 




 10本完成した後は、各自のデザインでスプーンやフォーク、バターナイフなどを製作しました。来年度も2年生で取り組む予定です。作品展でも展示しますので、ぜひ実物を手にとってみてください。