ご挨拶

 本校は、「一人でも多くの子どもを高校で学ばせたい」という地域の熱い思いから、昭和29年(1954年)に開校され、今年で学校創立68年目を迎えます。

 柿迫高等実務学校として始まり、1年後に八代農業高等学校泉分校農業科へと移行、昭和43年(1968年)に林業科へ、平成10年(1998年)に全国に先駆けて現在のグリーンライフ科を誕生させました。今年の入学生はグリーンライフ科の第24期生となります。

 グリーンライフ科は2年次からグリーンコースとライフコースに分かれて学習活動を行っています。いずれのコースも普通科目の学習と地の利を活かした体験的な専門科目の学習を行い、自然豊かな環境のもとで伸び伸びと学習できる教育環境にあります。

 本校の校訓は、「礼節を重んず、勤労を尚(たっと)ぶ、誠実に生く」です。また、スローガンを、「新たな一歩を踏み出そう! ~プラス1 より高く より前へ~」としました。生徒一人一人の可能性を引き出し、一歩ずつ成長させたいという願いを込めました。

 八代農業高校は、地域や住民の皆さんに愛され、地域に誇れる生徒・教職員・学校づくりに努めてまいります。

熊本県立八代農業高等学校泉分校  校長 橋口 英伸