H28 学校生活

2016年9月の記事一覧

平成28年度 人権講話

9月29日(木) 人権講話(水俣病の教訓を伝える高等学校事業)が行われました。

はじめに熊本県水俣病保健課・久多見様から水俣病の概要について聞きました。生徒たちは、小学校5年生の時に水俣を訪れており、改めて水俣病の原因や症状などついて理解するとともに、いまもなお偏見や差別が続いていることを聞きました。「この講演を高校卒業後に、それぞれの立ち場で活かしてほしい」というメッセージを送られました。

次に、水俣病センター相思社・葛西様より「水俣病から学ぶ人権」として講話をしていただきました。「無知であることが差別につながった。水俣病を今なお続いている問題として考え、水俣病を知ることで、広い人権感覚を持つことができる」と述べられました。

最後に、生徒を代表して生徒会副会長 2年次 山下さんが「正しく理解することで偏見や差別を無くすことができる。2度と同じことを繰り返してはいけないと思った。」と謝辞を述べました。