H28 学校生活

カテゴリ:講演会

先輩に学ぶ~受験体験報告会~

2月23日(木)、受験体験報告会が行われ、就職・進学で合格・内定している10名が1・2年次生に向けてアドバイスを送りました。河浦高校からも2名に来ていただきお話していただきました。

面接練習や小論文対策など繰り返し練習したこと、企業見学やオープンキャンパスに参加し早めに進路先を決定すること、部活動や検定試験にチャレンジすること、あたりまえのことをあたりまえに行い自分自身が頑張ることが大切だということです。

1・2年次生のみなさん、今回のアドバイスを活かし、しっかり悩み進路選択し、自分の夢を叶えてほしいと思います。














東京大学大学院教授「航空機の未来」講演会

12月19日(月)、東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 鈴木真二教授より「航空機の未来~ドローンから国家ジェット旅客機MRJまで~」と題してご講演していただきました。

大学で航空機の研究をされる中で、1冊の本と出会い、人の命を担って飛ぶ飛行機が墜落することを知り、どうしたら飛行機の安全性を高められるか、そして国産ジェット機開発に携わり、「自分が作った未来に乗る」ことを夢に掲げ研究を続けていらっしゃいます。

近年実用化が進むドローン。しかし、ターゲット・ドローンは、1930年には始まっているとのこと。それぞれの時代や目的に合わせ開発されたドローン。ドローンへ期待が寄せられる一方で安全性の確保の課題もあります。生活を便利にするための活用の可能性について今後も研究が進められます。
また国産ジェット機の開発(航空機産業)は、今後ますます発展していくとのことです。『落ちない飛行機』の研究開発の話や未来の航空機のイメージ図も興味深いものでした。

鈴木教授は、「過去のことについては調べることで分かるが、次、何が起こるかは分からない。『今、学んでいるのは、未来を見通す力をつけるために学んでいる。』夢を持って、明日には現実になるかもしれないという希望を持って生活してほしい。」とメッセージを送られました。

生徒を代表して3年 庵本くんが「卒業後、人工知能について学びたいと思っている。人の役に立つような研究をしていきたい。」と謝辞を述べました。

鈴木教授は、テレビにもご出演されており、ドローンなどのロボットによる災害対策の実証実験のために牛深にいらっしゃいました。貴重な講演を聞く良い機会になったと思います。ご自身の夢に向かって研究を続けられる鈴木教授。生徒も今回の講演をそれぞれの未来に繋げてほしいと思います。



























平成28年度 人権講話

9月29日(木) 人権講話(水俣病の教訓を伝える高等学校事業)が行われました。

はじめに熊本県水俣病保健課・久多見様から水俣病の概要について聞きました。生徒たちは、小学校5年生の時に水俣を訪れており、改めて水俣病の原因や症状などついて理解するとともに、いまもなお偏見や差別が続いていることを聞きました。「この講演を高校卒業後に、それぞれの立ち場で活かしてほしい」というメッセージを送られました。

次に、水俣病センター相思社・葛西様より「水俣病から学ぶ人権」として講話をしていただきました。「無知であることが差別につながった。水俣病を今なお続いている問題として考え、水俣病を知ることで、広い人権感覚を持つことができる」と述べられました。

最後に、生徒を代表して生徒会副会長 2年次 山下さんが「正しく理解することで偏見や差別を無くすことができる。2度と同じことを繰り返してはいけないと思った。」と謝辞を述べました。














LHR「インド・スラム街に暮らす子ども達」

7月14日(木)、LHRにおいて「インド・スラム街に暮らす子ども達」をテーマに、アップネ・アップ総責任者・マンジュ・ヴィアス氏にご講演していただきました。インドに幼稚園を作る団体は、世界各地にあり、その総責任者でいらっしゃるマンジュ氏。

インドのムンバイにあるアジア最大のスラム街では、生活することに精一杯で、学習する機会が均等ではなく、教育の差が生活の差を生んでいること、また男性を大切にする社会で性差別もあるという現状を話されました。
「識字率が高い日本、そして先生や親のサポートが受けられることが幸せなことであり、勉強することで将来の選択が広がり、成功のチャンスが掴めると思う。天草に誇りをもつことが熊本、日本に誇りを持つことにつながる」とメッセージを送られました。

講演のあとには、生徒からの質問にたくさん答えてくださいました。将来、国際関係の仕事に就きたいと考えている生徒もおり、国や文化、宗教の違いを知る良いきっかけになったと思います。














平成28年度性教育講演会

7月5日(火)、平成28年度性教育講演会を行いました。熊本県警察本部 広報県民課の永田様より「性暴力被害の現状と被害者支援」について講話をしていただきました。

性犯罪は、身近なところで発生しており、近年はSNSをきっかけとした被害が増加傾向にあるようです。自分の身を自分で守ることができるよう正しい知識を持つことが大切です。
また、誰でも被害を受ける可能性があるという性犯罪、万が一被害に遭ったら、ひとりで悩まず警察や支援機関(ゆあさいどくまもと)に早期に支援を求めてほしいということです。

講演の最後に、保健委員長の浦本くんが「性犯罪の怖さを知り、簡単にSNSに画像をアップしないことが大切だと感じました」と謝辞を述べました。