平成26年度 学校生活(blog)

2014年11月の記事一覧

平成26年度自衛消防訓練

阿蘇広域行政事務組合消防本部南部分署と株式会社ビルテックの方に講師としてお越しいただき、消防訓練を行いました。
避難訓練、生徒代表による消火器演習を行い、火災による緊急時の対処法を学びました。
水害や震災なども多発する今日、日頃から防災に対する備えをし、災害時には落ち着いて対応する意識を育んでいくよう取り組んでいます。
  

全校終礼

今回は図書室の追立先生が普段考えていることについてお話しされました。
自身の人間関係での辛かったことを話し、
「生きている間に出会う人はごくわずかなので、好きな人でも嫌いな人でもすべての人との出会いは運命だと思っている。これまで嫌がらせをされた事もあり、その人達のことが本当に嫌いだったが、自分の言動を振り返ってみると、自分のきつい物言いなどに気がつき改善しようと思った。嫌いだったけれど、彼女たちに出会わなければ人の痛みに気づかないまま生活していくところだった。嫌いな人との出会いは自分の言動を振り返るチャンスである。出会ったすべての人に感謝しようと思ったとき、1歩前に進めた気がする。好きな言葉がある。”人間は出会うべき人に必ず出会う。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に”皆さんもすべての人を大切にしてください」とメッセージを送られました。  

性教育講話

池田クリニック 婦人科の池田景子先生をお招きし、性教育講話を行っていただきました。思春期のみなさんに伝えたいことというテーマで「性について正しい知識を持ち、周りにあふれる情報や風潮に惑わされないで自分でしっかり考えて行動することが大切」とお話をされました。
医療現場で働く先生から高校生の性の現状についてお話を聞き、命の大切さと命に対する責任を生徒たちも感じていたようです。
 

郷土料理教室

11月7日に高森の商工会女性部の方々に来ていただき、3年生を対象に郷土料理教室を行いました。
地域で作られた高菜・小麦粉と湧水トンネルの水を材料に『ふ菜焼き』を作り、郷土の食文化への理解を深めました。
  

高森町学校人権・同和教育部会授業研究会

高森高校では、各教科での人権を尊重する態度を育む授業づくりに取り組んでいます。
11月6日、1年生の生物と2年生の現代社会で授業研究会を行いました。
1年生の生物の授業では、「カイコガの形態観察~ひとの暮らしと生物の関係を考える~」をテーマに、カイコガの解剖・形態観察を行いました。
解剖の前に、学習や研究のために生物を利用することについて考え、意見交換を行いました。
命をいただいて生物の研究は行われていることに気づき、生徒達は真剣に解剖に取り組んでいました。
  
また、2年生の現代社会の授業では、「明日から役立つワークルール~働く人の権利とこれから社会人になる皆さんへ~」をテーマに、働いている時に起こりうるトラブル(残業代未払い、過重労働など)を知り、遭遇した際の対処法について考えました。
様々な解決方法を学び、きちんと声を上げることや仲間と協力して解決することの重要性を感じることができたと思います。