令和8年度1学期始業式校長式辞(4月8日)
令和8年度1学期始業式校長式辞(4月8日)
皆さんおはようございます。
いよいよ新たな年度、令和8年度が始まりました。1学期の始業式は、最も重要、今日考えたことは1年間心に刻んでおいてください。3年生は進路実現の年。先生方の指導・助言を信じて、自分の可能性も信じて、必ず進路希望を実現させてください。2年生は学校の中堅学年。222人の新入生を導きながら、勉強はもちろん、学校行事、部活動に精一杯励んでください。また地域と連携した活動など新しいことにも挑戦してください。
ところで3年生の皆さん、去年の1学期始業式の私の話覚えていますか。2年生は、知らないはずです。1年前は、アントニオ猪木の「元気があれば何でもできる」を紹介して、私がプロレスファンだったと述べました。そして「元気があれば大体のことはできる」との50年以上生きてきた私の実感を話し、「どんな時も前を向く力」を持てと言いました。とにかく元気でいこうと。それと、時代のキーワードである「予測困難」とか「不確実性」という言葉を出して、逆に目標はあっても先が見えないからこそ人は努力し、考え、前に進むことができるのだと話しました。覚えていましたか?
ここで、私が船高生を誇りに思うこと2つ紹介します。
1つ目。また1年前のことを思い出してください。令和7年4月1日、御船高校が県下で目立った出来事は何だったでしょうか。そうです。県下初のアイスの自販機設置です。皆さんに話したと思いますが、その反響が大きくて、私が以前勤めた熊本西高、そして熊本高校から「ぜひうちもしたい、どうしたらいいのか。」と問い合わせがありました。「あれは生徒会の発案で、様々な課題を先生方と乗り越えて実現させたものだ。」と説明したことでした。熊高の生徒会や保護者からも問い合わせがあり、その年の生徒会立会演説会では、数名の立候補者が、公約に掲げたそうです。で、1年後の令和8年4月1日、つまり1週間前、熊高からやっとアイス販売が実現しましたと連絡がありました。熊高生が船高生に倣って、公約実現させたのです。熊高生が喜んでいる姿が想像できます。
2つめ。昨年の高校生県議会で、本校生徒会が地域に小中学生の放課後の居場所がないので、そういうのを作りたい、そこに高校生がボランティアで参加して英語を教えたり、自らも学んだりできるような場を作りたいと提案しました。県の教育長も県議会議長もうちの生徒たちの提案を激賞し、2月の県議会で事業化、予算化されました。船高生が県議会を動かしたのです。このようなことは、滅多にないことです。
これが船高生なのです。皆さんは恐るべきパワー、影響力を持っているのです。本校では、一見困難な生徒のアイデアを先生たちも尊重し、様々な課題があっても、生徒自身がその解決策を一生懸命研究するなら、先生たちも一生懸命手伝うというスタンスです。そういう学校、ワクワクドキドキしますよね。
私は、皆さんにワクワクドキドキする体験を船高でたくさん積んでほしいと思っています。実体験に勝るものはないのです。勉強、部活動、学校行事、ボランティア、探究学習、はたまた失敗、しくじり、高校時代の精一杯の体験から、「生きる力」を身につけてください。みなさんと一緒に「もっともっとワクワクドキドキする御船高校」を作っていきましょう。
以上、令和8年度最初の校長式辞とします。