船高日記

小学生ものづくり教室を開催しました

 8月22日(火)と本日8月24日(木)、電子機械科3年生による、小学生ものづくり教室を開催しました。22日は木倉小学校の児童5名が、本日24日は御船小学校の児童8名が参加し、楽しい半日を送りました。
 今回制作したのは「光る本立て」。アクリル製の本立てには6個のLED(赤2個、緑2個、青2個)が埋め込めらていて、マイコン制御で点滅します。マイコン制御ですから、プログラムで点滅パターンはお好みにデザインすることが・・・・・。 教材のパーツはマイコン回路を含めて全て手作り。
 子ども達はドライバー、ハンダごてを駆使して組み立て、最後にパソコン室でプログラミング。プログラムが、自分の本立てのマイコンに入って、LEDが鮮やかに点滅し出すと、思わず「ついた、ついた・・・」とあちこちで歓声が聞こえました。
 製作の途中では、大きな(縦1m、横2m)アクリルの板がどのような機械加工をへて、手元の形状・寸法になったのか、本校生の実演を見学しながら学びました。普段目にしない、まる鋸盤で「グウィーン」とアクリル板が切断されるのをみて、目を丸くする子もいれば、最後のフライス盤で、板の端面がつるつるに仕上がったのをみて、「わぁツルツルだ!」と感動する児童も・・・・。
 このMifuneとKinokuraの文字はどうやって入れたのすか? という質問に、「それもお見せできますよ」とマシニングセンタ加工の実演も見学。自動的に工具が交換されるところを見て、「すごーい!」とここでもまた歓声が! 


 あれやこれやで楽しく充実したひとときが過ごせました。細かな組み立てに悪戦苦闘する子もいましたが、本校生がよく助けてくました。ハンダ付けの時は小学生も頼りにしている様子でした。本校生と諸君もご苦労様でした。
 本校電子機械科3年生による、小学生ものづくり教室~楽しいメカトロニクス・「光る本立て」をつくろう~でした。