【電子機械科】水中ロボット大会特別賞受賞!
8月28日、山口県岩国市にある防衛装備庁艦艇装備研究所岩国海洋環境試験評価サテライト(IMETS)で
第8回水中ロボットフェスティバルが行われました。御船高校電子機械科3年生の中から課題研究で
水中ロボット製作に取り組んでいる1名が参加しました。
立派な建物です。
「ジュニア部門」は、高校生以下の学生を対象に水中ロボットに関する講義および演習を行い、演習中に制作した水中ロボットを用いて得点を争う競技会です。大学の先生方から懇切丁寧に基礎から講義を行い、水中ロボットの制作に必要なパーツをいただきました。
そこから改造して製作しました。水上でバランスを取るのはかなり難しいです。こちらの機体です。A4サイズに収めるという制約が大変でした。
大会では、3分間のプレゼンテーションを6回続けて行うというものでした。最初は緊張してぎこちない
感じでしたが、6回目は、はきはきと発表をして他校の生徒・学生からも活発な意見や質問をいただいたり
拍手を受けていました。
内容は世界のごみ問題について調査して、どんなロボットを作って解決するかについてです。
参考文献もしっかり提示する必要があります。大学進学を考えている人にとっては学会発表の
練習になるのではないかと思います。
この調査を通して、世界の30億人が海の恵みにより生計を立てているということを知りました。
その後、すぐにプールに浮かんだごみをロボットで回収する競技が始まりました。
5分間で多くの種類・数のごみのポイントで競います。下の写真はペットボトルを回収して戻っているところです。
18チームから4チームが決勝トーナメントに進めるのですが、4チームに残ることができませんでした。
しかし、表彰式では、電子機械科ならではのモーター改造やプリント基板設計などの技術力が評価されて
特別賞を受賞することができました。
今年は熊本県から水俣高校も参加して3位に入賞されました。
来年の神戸大会では1・2位を熊本で独占しましょう。とお互いの健闘を称えました。
写真は水俣高校チーム(後列)との写真です。
沖縄工業高校、徳山高専、大阪公立大学高専、岩国工業高校など全国の学校と交流できて
とても楽しかったです。皆さんも御船高校電子機械科でロボットの可能性を広げてみませんか?