船高日記

【ボランティア】球磨村へ豪雨災害の復旧ボランティアに行きました。

8月30日(日)、生徒25名と職員3名で球磨村の神瀬(こうのせ)地区へ豪雨災害の復旧ボランティアに行きました。本校の活動は今回で3度目ですが、球磨村での活動は今回が初めてでした。また、御船ライオンズクラブ様と共同で実施しました。

 

水害からやがて2ヵ月が経とうとしていますが、国道219号線は崩落により、片面通行の区間が点在しています。また、球磨川にかかる橋は流され、無残に橋脚だけが残っており、改めて水害の甚大さを目の当たりにしました。神瀬地区は特に被害の大きかったところで、しかもアクセスの難しさからボランティアがあまり入っていません。今回は全員で多目的集会施設の泥出しを行って1日が終わりました。写真のように台車を使ったり、バケツリレーで運んだりと、生徒たち1人1人が精いっぱい活動に取り組み、長靴が埋まってしまうほどであった泥が、床が見えるほどまで除去されました。

 

正直目を覆いたくなるような現状の中で、生徒たちは今自分たちでできることにしっかり取り組み、活動を終えました。この1日が、生徒たちにとっては大きな経験になったことだろうと思います。また、御船ライオンズクラブの会員の方々の強力なご支援があったことで、これまでにない人数規模で活動を行うことができました。心より感謝を申し上げます。