学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その42)

 梅雨時の代表的な花として「アジサイ」が頭に浮かぶ人は多いと思います。本校内には種類や色の異なるアジサイが数カ所にありありますので、毎年私たちを楽しませてくれます。見ごろのピークは過ぎた感がありますが、もうしばらくは私たちを癒してくれそうです。校長室の生け花もこの時期アジサイが途切れることはありません。
 一般的にアジサイの花の色は酸性土壌になると青色に、アルカリ性土壌になると赤くなると言われています。リトマス試験紙の反応とは逆と覚えておけばいいですね。リトマス紙の色の変わり方を間違えて覚えてしまうと元も子もありませんが…。
 

令和2年6月18日   

熊本聾学校 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その41)

 幼稚部の子供たち…「おはようございます」「こんにちは」のあいさつが板についてきたように感じます。
 昨日、廊下で私を見つけたA君が、「あっ、こうちょうせんせいだ! おはようございます」と声をかけてくれました。昨年までは私のことを「社長!」と呼んでくれていたのが、最近は「社長!」の言葉が聞かれなくなりました。ちょっと寂しくもあり、嬉しくもありです。
 さて、「校長」の手話のひとつに、片方の手の甲の上に、もう片方の手の親指(女性であれば小指)を立てて乗せる表現があります。くれぐれも親指を立てて表現してください。親指を曲げると「おじいちゃん校長」になりますので…。 
 

令和2年6月17日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

 

今、熊聾では・・・(その40)

 先週木曜日に九州北部に梅雨入り宣言が出されました。
 さて、雨の日には特に図書室が賑わいを見せますが、密を避けるための取組として、本校図書室では入室者数制限と待機場所設置、一人当たり利用時間の短縮などで対応しています。
 また、小学部各学年用に「雨の日文庫」を用意し、各学級で読んでもらえるよう、図書室の清田先生が工夫をしてくださっています。

 休み時間の利用については、しばらくは今まで通りにはいきませんが、図書の貸出はこれまでと同じように出来ますので、多くの本に触れてもらいたいと思います。

 熊聾図書室には絵本から専門書まで約2万冊の蔵書の他、新聞4紙と雑誌6誌を取り揃えてあります。保護者の方も大いにご利用ください。

 (「学校図書館法」に基づくと正式には「図書館」ですが、本校内では「図書室」と呼称しています。)

 

 令和2年6月16日      

 熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その39)

 今年で第3回目を迎える「ありがとう」の作文コンクールのご案内ということで、熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様が来校されました。
 こちらも新型コロナウイルスの影響で入賞作文の発表会及び表彰式は中止ということですが、作品(作文)応募については今後正式に県下の特別支援学校に依頼をされるそうです。今年も本校の児童生徒の皆さんの奮っての応募を期待していますし、子供たちの心からの「ありがとう」の想いに触れたく思っています。
 「ありがとう」は誰が聞いても心地良くなる、ハートウォーミングな言葉ですね。

 

令和2年6月15日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その38)

  朝から校長室の廊下側のドアをトントンとノックする音…小学部のA君でした。開口一番、「お金くれるって~!」と嬉しそうな表情で私に報告してくれました。私は直ぐにピン!と来たのですが、数日前にお隣の「熊本はばたき高等支援学校」からカブトムシ販売のお知らせがあり、その時のポスターに真っ先に食いついていたのがA君だったのです。
 カブトムシを買ってもいいというお墨付きがもらえたのが余程嬉しかったのでしょう。私が「よかったね~」と言うと、コクっと頷いてあっという間に走り去っていきました。また次の人に報告するのでしょう。

 

令和2年6月12日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩