６月３０日（水）校長室で、留学していた３年生のための卒業式が行われました。

新型コロナウイルス感染症対策を十分に行い、参加者は生徒とその保護者、関係職員のみとしました。校長先生や旧学年主任の言葉に対して、生徒は次のように述べました。     

 「本日は私ひとりのために、このような式を執り行ってくださり、誠にありがとうございます。

ご多忙な中、校長先生をはじめとした先生方にもご参加いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。先生方には留学前の準備をはじめ、帰国後も様々なことをお手伝いいただき、本日、10ヶ月の米国留学ののちに、ここ熊本高校を卒業することができることを本当に嬉しく思います。

（中略）

これから先、先輩方や同級生が残してきた合格体験記やその後のサクセスストーリーのようにはいかないかもしれない、果てしない遠回りをするかもしれない。しかし、どこにも載っていない人生を、胸を張って、自信をもって私はこれから歩むことができます。

　繰り返しにはなりますが、改めて様々なサポートをしてくださった先生方、そして何より、私のしたいことを応援し続けてくれた両親に深く感謝をしています。これからもご迷惑をおかけすると思いますが、どうか、よろしくお願いいたします。」

 卒業おめでとうございます。そして、自分の人生をしっかり歩んでいってください。