2020年8月の記事一覧
高等部普通科集会
普通科集会 ~夏休みを前に~
7月31日(金)4校時目、午後の終業式を前に体育館において高等部普通科集会を行いました。普通科の生徒・職員が一堂に会するのは、6月1日の集会以来となりました。
コロナ禍の中で、不安な思いをもちながら始まった今年度の教育活動でしたが、この間、マスクの着用や小まめな手洗い・うがい・消毒・換気等に心がけたおかげで、どの生徒も平常通りに落ち着いた学校生活を送ることができました。
集会では、学部主事よりこの2か月間を振り返っての生徒たちの頑張り等の話があり、続いて、生徒指導部からは夏休みの過ごし方についての話がありました。
次に、生徒一人一人からは授業や学校生活を通して、頑張ったことやいろいろな思い出を発表しました。その中で、高等部3年の男子からは、インターンシップでの活動や特に心がけた挨拶・報告等を通して、働くことへの意欲が高まったことなどの発表がありました。また、1年生女子の2人は日常生活の学習で取り組んだエプロンのひも結びや、作業学習で取り組んだフルーツキャップ折りを実演しながら発表しました。短い2か月間ではありましたが、どの生徒もそれぞれの学習に真剣に取り組み、充実した学校生活だったことがうかがえました。
これから、例年より短い3週間の夏休みに入りますが、みんな健康に気をつけながら過ごし、9月の始業式には元気な姿で再会することを約束して普通科集会を終わりました。
単元 箱倒しゲーム
生活単元学習~「箱倒しゲームをしよう!!」~
高等部普通科A組では、前期前半の生活単元学習の授業で、みんなで装飾した段ボールを使って「単元 箱倒しゲーム」をしました。
装飾をする際は、それぞれが気に入った大きさの段ボールと、色紙やフェルト生地などの好きな感触の素材を選びながら飾り付けを行いました。素材を箱に貼り付けるときは、糊のベトベトする感触に苦戦しながらも、楽しみながら賑やかに飾り付けすることができました。
装飾が終わるといよいよ「箱倒しゲーム大会」です。くじ引きやじゃんけんで2チームに分かれ、それぞれに「箱を積む係り」と「箱を倒す係り」のどちらの係りにするか話し合ったり、「どうすれば積んだ箱をたくさん倒すことができるか」などについて作戦を立てたりしました。
箱を積み上げる際には、箱が崩れないように、積み上げた箱を左手で押さえながら、右手で下にある箱を探ったりする姿も見られ、崩れないように工夫をしながら高く積み上げることができました。みんな真剣そのもので、箱がぐらぐら揺れると素早く箱を支え、応援しているチームメイトも、どきどき冷や冷や、手に汗握る展開が繰り広げられました。
箱を倒す生徒は、教師の手ばたき等を頼りに進行方向を定め、自分で車いすを操作したり、歩いたりして箱の前まで進み、両手や足を使って思いっきり積み上げられた箱を倒していました。大会の最終日には、金メダルと銀メダルの授与が行われ、それぞれの健闘を称えあいました。
箱倒しゲーム大会が終わると、使った箱で高等部普通科のシンボルとなるゲートウェイを作り、「毎日わくわくしながら学校生活を送れるように」「この下を通る全ての人が楽しい気持ちになるように」との願いを込めてみんなで「わくわくゲート」と名付けました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部