日誌

無理してませんか? 高等部だより 5月18日

 今日は「見えにくさ」を補っていくにあたって私が大切にしていることをお話ししたいと思います。

 結論から言うと、「見ることに関しては決して無理をしない」ということです。視覚的な情報については、それぞれの見え方に応じて、視覚補助具やパソコンの拡大機能などをしっかり使い分けて、目に負担をかけない事が大切です。

 見えにくさを補うものには、眼鏡、ルーペ、単眼鏡、拡大教科書器、遮光眼鏡などの視覚補助具がありますね。それぞれ、遠くを見たり、手元を見たり、余計な光を遮ったりするときに使います。また、パソコンやタブレット、スマートフォンの画面拡大機能や音声読み上げ機能、便利アプリなども強い味方ですね。

 さまざまなものや機能を知り、使い分けることで、読み書きやパソコン作業を楽にすることができ、効率もあがります。

 見ることは決して無理をせず、視覚補助具やIT技術、ときに人にも上手に頼りながら、勉強を頑張っていきたいですね。 

 雨が続いて蒸し暑さが増してきました。

 気候の変化で体調を壊さないように気をつけていきましょう。  高等部 上原