第3回ひまわり教室(乳幼児親子教室)を開催しました。
【子どもプログラム】
3ヶ月ぶりに会ったお友達でしたが、場の雰囲気にもすっかり慣れ、楽しく始まりの会をしました。出席確認では、自ら友だちの前に出てきて自分の名前を伝える姿がありました。
たいけん活動では、写真や絵などを飾るフレーム作りをしました。フレームの部分に宝石シールや動物のぷくぷくシールを貼ったり、ふわふわの毛玉やビーズをボンドで付けたりしました。飾り付ける位置や並び方をじっくり考えて作ったり、教師と一緒にデザインを考えて貼ったりしていました。
対象の幼児さんが、年長児ということで最後のひまわり教室でしたが、また会いましょうね、と約束して笑顔で活動を終えました。
【保護者プログラム】
本日の内容は、➀本音を語ろう・ぶっちゃけトーク、➁シミュレーションレンズを使った視覚障害擬似体験の2本立てで行いました。
前半の座談会では、本校理療科職員の体験談をもとに、学生時代に苦労したこと、悔しかったこと、それをどう乗り越えて来たか等、笑いと涙を交えての貴重な時間となりました。
視覚障害擬似体験では、それぞれのお子様の見え方に近いシミュレーションレンズを装着し、コップにお茶をついだり、お菓子を食べたりしていただきました。「なんでも音を出して確認したがる我が子の気持ちが理解できた。」「娘はコップにお茶を注ぐ練習をしているが、自分でやってみて難しさを感じた。」等の感想が聞かれました。日常では何気なくしている動作でも、見えない・見えにくい状態では多くの気づきや学びがありました。
教育相談部主催のひまわり教室は、本日の会を持って本年度のプログラムを終了いたしました。お忙しい中ご参加くださった保護者の皆様、ご協力を賜りました皆様に心より感謝申し上げます。
これからも保護者の皆様の悩みや疑問に寄り添いながら、幼児・児童・生徒の健やかな成長、学びや社会参加と自立に向け職員一丸となって取り組んでまいります。どんな小さなことでも大丈夫です。盲学校に、そして私たち同じく目の見えない理療科職員が全力でお話を聞き、支援いたします。遠慮なくご連絡ください。お待ちしております。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 仲山 加津恵
運用担当者
情報部