2025年度国民スポーツ大会スポーツクライミング競技 九州ブロック大会 1日目

7月26日、27日 長崎県大村市において滋賀国民スポーツ大会の九州ブロック大会が行われ、クライミング部の部員Gが熊本県チームの一員として出場しました。

 

 クライミングは各県2人でチームを組んで競技する国民スポーツ大会独自のルールです。リードは同じルートを別に登りますが、先に登った枝番1の選手は監督とともに競技中の2人目の選手にアドバイスをすることができます。ボルダーは2人で一緒に、声を掛け合いながら登ります。

 今年、部員Gとペアを組むのは高校1年生のKH選手です。

3年生の部員Gは国スポの少年男子カテゴリーでは最後の挑戦になります。職員も大応援団となり、なんと、異動された先生や担任の先生なども含め総勢6人の大応援団でした。

 

 応援団は早起きして熊本港からフェリーで長崎へ。選手たちは受付、開始式などのため前日から現地入りしています。

1日目:リード競技(大村高校)

 さて、1日目はリード競技。長崎県立大村高校の常設のリード壁で行われました。

クライミングの競技は、リード、ボルダーとも初見の課題を登ります。つまり、試合ごとに「ルートセッター」がルート(課題)を作り、それを登ります。オブザベーション(観察)といって6分間だけ見る時間があり、そこで選手たちはその課題をどう登るか、核心のムーヴを考えレストポイント(休めるところ)を探します。

オブザベーションが終わると、選手はアイソレーション(隔離)ルームに移動し、他の選手の登りを見ることはできません。出番になるとビレイヤー(地上でロープで確保する人)とともに壁の前に登場します。

 熊本は3番目の登場でした。リードは落ちたら終わりの一発勝負!落ちるまでの到達高度を競います。

写真は部員Gの登りです。

1日目、リードが終わった時点で熊本県チームは5位。2日目のボルダーで逆転を狙います。