2024年度・卒業式のあれこれ・生徒会

この記事を書く時期が来ました。1年経つのは早いですね。

今年も3年生が巣立っていきました。今年は21名でしたが、とっても元気だった3年生がいなくなってしまった校舎は少し静かに感じられます。

 2月28日、卒業式の前日は、3年生の教室に生徒会のメンバーと美術部、そして有志の生徒が集まり、すっかり恒例行事となった黒板アート装飾にいそしみました。思った以上に有志が集まってくれて助かりました。今年は早めに取り掛かり、各クラスに分かれて描く、ひたすら描く!特に美術部コンビ上野先生とMくんの絵画技術には脱帽でした。

「もうきつい!」「疲れた~」と言いながらも、3年生の顔を思い出して、心を奮い立たせてまた描く!途中、差し入れが来ると一気に元気が出る生徒・職員(笑)。みなさんありがとうございました!5時間後の出来上がりはご覧の通りです。満足!

3月1日卒業式。送辞、答辞ともに個性が感じられる、感動的な温かいものでした。今年の卒業生たっての希望で合唱がありましたが、その歌声も素敵で、涙、涙の卒業式になりました。卒業生のみなさんおめでとうございます。たくさんの思い出と笑顔をありがとうございました。最後にこれまた恒例となった、生徒会執行部が体育館2階から降らせるフラワーシャワーの中、立派な表情で退場していく卒業生は、とても頼もしく見えました。今年の生徒会メンバーは豪快に花を降らせたため、花吹雪がきれいでとても映えていました。これ実はけっこう大変なのですが、この景色を見るとやめられないんですよね。毎年、生徒会メンバーは「今年もやろう!」と言います。

 

 

3月10日は松橋西支援学校高等部上益城分教室の卒業式でした。またまた今年も!教室にお邪魔して、卒業生を送るパフォーマンスをさせていただきました。10月に青垣祭で行ったライオンキングの続編・「シンバの卒業」です。青垣祭でもシンバ役を演じた、ただ1人の卒業生Iくんは、退場した瞬間にいきなりお面をかぶせられ、初見の台本で演技をして最後は甲佐高校の生徒たちと一緒に踊って歌うという素晴らしい技を披露してくれました。東川先生の伴奏は生演奏で、みんな気持ちよく声を張り上げ、素晴らしいミュージカルになりました。完全にサプライズで、Iくんの適応力にみなさん驚かれていました。

 今年は坂嵜先生が大人しく草役だったためひときわ目立っていたキリンは、生徒会顧問1年目の荒牧先生の案を受けて、この日のために生徒自ら手作りしたもので、大野も正直ここまでの規模のキリンを作ってくれるとは思っておらずびっくりしました。(このキリン、2人がかりで中に入るタイプ!しかも頭の部分も動く!)本校生徒たちの、喜ばせたい思いを感じて嬉しかったです。Iくん卒業おめでとうございます!

 

最後の大きな行事である卒業式がとても感動的で、今年も生徒たちの良さや力や笑顔をたくさん見て、私たちもほっこりいい気持ちになりました。(去年も同じようなことを書いたような気もしますが。)これからも学校という場所でこういった時間がたくさんできますよう、生徒会のみなさんこれからも頑張りましょう~!