熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
6月6日(金),1年生のLHRの時間に「キャリア・起業教育第3回 肥後にわかコミュニケーション」を行いました。
今年度,甲佐町のご支援により「MYプロデュース」様に講師の先生方を紹介していただいて,おもに1年生に対してキャリア教育のための講演会をおこなっています。
「MYプロデュース」は元熊本県民テレビのアナウンサー,現在はフリーアナウンサーとして活動されている「もっちゃん」こと本橋 馨 様と,NHKやKAB熊本朝日放送でディレクター等をされていた山森 英雄 様(代表取締役社長)がつくられた会社です。おふたりの名前の頭文字をとってMYプロデュースです。司会,講演・セミナー,研修などで地域社会に貢献されています。
講演会について記事を書くのは初めてですが,じつは4月に第1回 村上 美香(!)様,そして第2回は本橋 馨 様 ご本人から講演をしていただきました。どちらもほんとうに心にしみるお話でした。これ以上なく恵まれた,ぜいたくで貴重な時間です。
このように毎回すばらしい講師の先生に来ていただいていますが今回,第3回は,ばってん城次 様とキンキラ一太 様による演題「肥後にわかコミュニケーション」です。
おふたりとも熊本のテレビでおなじみですが,キンキラ一太 様はなんと甲佐高校のご出身,生徒たちの大先輩でした
( ^)o(^ )
にわかとは江戸時代中期に始まった「とんち」を披露する「一発芸」的なもので京都,江戸から全国に広まったそうです。肥後にわかは熊本弁による笑いの劇で,全国のにわかが衰退してしまった中,今もプロのにわか師が活躍するのは「熊本」だけ,今日のおふたりだけとのこと。こうして熊本だけに残ったのは,ばってん城次さんの師匠,ばってん荒川さんの存在が大きかったそうです。
初めて知ることばかりで興味深いお話ばかりでした。「にわか」とは一発芸,即興,つまり「にわか雨」のにわかとは,知らなかった。勉強になりました。
にわかをご披露いただいただけでなくコミュニケーションにおける「間(ま)の取り方の大切さ」「あいさつの大切さ」「時間を守ることの大切さ」などの話もしていただき,ほんとうにためになりました。ありがとうございました。
生徒の感想から
〇私は肥後にわかを今日初めて見たけど,とても面白かったです。話しているネタがなんとなく身近な部分があったのでわかりやすかったし,間とか考えられていて見ていて楽しかったです。ばってん城次さんがばってん荒川さんから教わった「あいさつをきちんとする」と「時間を守る」という事はどういう分野でも大切なことだから,私もこのことを気をつけていきたいです。
〇初めて肥後にわかを見て声が大きくて迫力がすごかったです。社会に出てもあいさつ,時間を守ることは大事なんだなと思いました。カツラの中身が鉄だったのがびっくりしました。台本がなくても意気投合するあたりなど,すごく仲いいんだなと思いました。お顔もお話も面白かったです。
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管理責任者 校 長 原 恭一
運用担当者 甲佐高校魅力化推進委員会 HP担当