校長室(管理職)ブログ

職員研修

 一人一人の職員が安心して過ごせるよう、あたたかで風通しのよい職場づくりをめざし、夏季休業中に不祥事防止・ハラスメント防止研修に2回取り組みました。

1回目は、すみれ助産院の赤木夏代様を招聘し、アサーションやバウンダリー(距離感)の問題について学びました。職員からは「私が傷ついているのはこれが原因だったのかとストンと自分の中に落ちる感覚だった」「自分の思考パターンを知ることができた」「自分のバウンダリーを大切にすることから始めたい」等の声が挙がっていました。

 2回目は、熊本健康・体力づくりセンター健康科学トレーナー主任高野聡 様を招聘し、ペップトークについて学びました。職員からは、「ペップトークをとおしてポジティブ思考の大切さを身にしみて感じた」「ペップトークは自分も相手も気持ちがよくなれる方法だと思った」「自分もしっかり応援したい」「子どもたちに活用していきたい」等の声が挙がっていました。

 どちらの研修にも共通していたのは、「自分を理解し、大切にすること」でした。研修をとおして、自分の思考を振り返ったり、最適な伝え方を考えたりすることができ、多くの学びを得ることができました。また、研修後、「○○じゃなく、こんなふうに考えよう、言い換えよう!」「バウンダリーの問題が絡んでいるのかな?」等、意識をして改善しようとする姿も見られています。自分を変えることは、経験を重ねるほど難しく勇気のいることですが、このように軽やかにそして前向きに取り組む先生方の姿を見て感動を覚えました。きっと、子どもたちにもよい影響があると確信しています!

文責:荒木(教頭)