2019年7月の記事一覧
上天草プロジェクトⅠ~先進出前講座~
本日の上天草プロジェクトⅠ。
先進出前講座として、日本政策金融公庫国民生活事業熊本創業支援センター所長尾﨑真哉様、上席所長代理石﨑勇様をお招きし、『ビジネスプランを創ろう!』をタイトルにお話しいただきました。
日本政策金融公庫では『高校生ビジネスプラン・グランプリ』を開催し、将来を担う若者の創業マインド向上を目的に、全国の高校生および高専生を対象としたビジネスプランを募集しています。
上天草プロジェクトでは、地域活性化に向けての新しいビジネスプランを考えています。
そもそも、「ビジネス」とは何でしょう?
それは「世の中の理想(ニーズ)と現実のギャップを自社の製品やサービスで埋めて対価を得る」ことです。
これは、ギャップを埋めるために考えて行動することは、世の中がAIが普及しても大切なことです。
では、「ビジネスのタネ」はどこにあるのでしょう?
「ビジネスアイデアの発想のタネ」は
・やりたいこと…本当にやりたいことか。困難に打ち勝つ気持ち。
・できること……能力や技術はあるのか。
・社会が求めていること…ニーズはあるのか。相手のことを考えて。
これらのことから、地域や社会のニーズからアイデアを探ることが大切なんです。
そこでビジネスアイデアを考えるヒントとは【誰が】【困ってることは】【解決するためには】です。
・誰が…具体的に誰が。
・困っていることは…どれくらい困っているのか。
・解決するために…解決方法は可能か不可能か。
この3点を深掘りしていくと新しいビジネスが見えてくるそうです。
この3点を深く追求するためには「ヒヤリング」といったコミュニケーション能力や「調べる」ための情報機器の活用能力が重要になります。
生徒の皆さんが、いま勉強していることを生かすことができるのです。
生徒からのアイデアのタネが出てきました。
【高齢者】の方は【交通手段が無い】。だから【移動販売】ができないだろうか?
【高齢者】の方は【ゴミ箱が遠い】。だから【ゴミ箱が動く機械(ゴミロボくん)が造れないだろうか】。
意外性の中から新しい発想が生まれます。その発想は若者の柔軟な創造性から生まれます。
ニーズに応えるために、世の中にアンテナを広げてほしいと話されました。
本日学んだ3つのヒントを深掘りしてみてください。
「やってみると気づく」。まずはやってみる精神で、上天草活性化のアイデアのタネを見つけ、育て、花を咲かしてほしいと思います。