本日の上天草高校

上天草高校の『いま』をお伝えします

高校生特派員vol.18

今月の広報「上天草」には多くの生徒を載せて頂きました。

まずは、高校生特派員vol.18。
今回は、本校の取り組みである「上天草プロジェクト」の活動の様子を紹介しています。

この取り組みで大切な4つのポイント
1.情報を知る:地域の困り感をさぐる
2.プランをつくる:事業として成り立つビジネスプランを考える
3.発信する:改善に向けたアイデアを伝える
4.磨きをかける:新たなアイデアを取り入れて精度を高める

これまでの活動の様子とともに活動を紹介しています。


今月の広報「上天草」は、創刊200号の記念号。
200号記念の特集が組まれていましたが、そのトップページを本校生徒の笑顔でスタートしています。

また、200号を記念して新しいタイトルロゴになりました。
そのタイトルロゴをデザインしたのは、3年平田君です。

今月もたくさんの上天草高校生を紹介していただき、ありがとうございました。

広報「上天草」令和2年1月号(No.200)は【こちら

いよいよセンター入試

 3年普通科特進クラスの生徒は、18日から行なわれる「大学入試センター試験」に挑戦します。
 そこで、センター試験に挑む生徒に向けての「出発式」を行ない、受験生にへ激励の言葉を贈りました。


 校長先生からは、試験会場の雰囲気や受験生の真剣さをしっかり感じてきて欲しいと話され、この挑戦する姿勢が入学後の意欲や態度につながるとも話されました。

 多くの受験科目に挑戦することになります。一つの試験が終わり次の試験に挑む際、気持ちの切り替えが大切だと受験のアドバイス送られました。
 最後に、それぞれの目標に届くように頑張ってきてくださいとエールを送られました。

 また、学年主任の先生からは、「周りの雰囲気に飲まれることなく十分に自分の力を発揮してきてください。」とエールが送られました。
そして、進路指導部長からは、「他の受験生の本気さを十分に感じてきて欲しい。」と話されました。


 明日は試験会場の下見などが行なわれます。
 これまで、朝夕の課外や土曜日の模試など、上級学校への進学を目指して頑張ってきた生徒たち。
 それぞれの目標に近づき、それを越えるよう十分に力を発揮してきてください。

頑張れ!上天草高校生!

令和2年のスタート

あけましておめでとうございます。
令和2年、2020年がスタートしました。

本日は始業式とあわせて、冬休み期間中に行なわれた大会および2学期中の検定試験の表彰式が行なわれました。
天草地区新人バレーボール大会 優勝
 代表 迫田さん
第139回全商珠算・電卓実務検定試験1級合格
 佐伯さん、深水さん、福田さん
 ※珠算・電卓実務検定1級普通計算部門合格 9名
 ※珠算・電卓実務検定3級合格 26名
 ※珠算・電卓実務検定3級ビジネス計算部門合格 4名
以上の皆さんおめでとうございます。
バレーボール大会は、先日の春高バレー県予選後の新チームが出場。部員は1年生ばかりですが、見事優勝を飾ることができました。

 

表彰式後に始業式が行なわれました。
校長先生よりご講話いただきました。
来週13日の「成人の日」を迎えるにあたり『大人になる』がテーマです。
2022年。成人年齢が引き下げられます。見た目身体も大きくなりましたが、大人になるとはどんなことでしょう。
周りのことを考えて、率先して行動できる人
自分のこと(気持ち・体調など)を管理し、努力できる人
とお話しされました。

精神的な部分で大人になるために大切な2つのポイントとして、
1.自分の言動に責任を持つこと
 行動する前に、人に迷惑を掛けないか不愉快な思いをさせないかを考える。
2.自分で自分を律すること
 自分で判断すること。自分自身で考えること。
とお話しされました。

今日からスタートした3学期。
3年生は卒業をひかえ、社会へ飛び出す準備期間。
2年生は学校の中心学年となり、1年生は新1年生を迎えて先輩となる新学期へのゼロ学期です。

新しい年のスタートに立てた目標を実現させるためにも、充実した3学期を送ることができるように頑張ってください。

令和2年も、地域社会に信頼される学校を目指して頑張ります!

百人一首大会

12月24日。放課後のひとコマ。
図書館では「百人一首大会が」が行なわれていました。

4人1組に分かれて競技が行なわれました。

それぞれ、
下の句を自分に見やすいように並べている人。
2人がペアになって協力し合っているチーム。
それぞれのグループで戦いが繰り広げられていました。

 

図書館の中では、静かな空気のなかで上の句が流れてきます。

しっかり覚えていたので、数文字聞いて札を取ることができた人。
下の句が聞こえてきて札を取ることができた人。
下の句を聞いても結局探すことができず、次の上の句が聞こえてしまったグループと色々です。

しかし、どのグループも下の句を探すことができたら拍手が起こり、百人一首を楽しんでいました。

百人一首を楽しむ生徒を見ると、もうすぐお正月なんだと感じるひとときでした。

2学期表彰式・終業式

本日は終業式。
2学期部活動や発表で活躍した生徒の表彰式が行なわれました。
今回の表彰者は次のとおりです。

・第47回熊本県高等学校学年別陸上競技大会
  2年男子やり投げ 第3位 中田君
・天草地区新人バドミントン大会
  男子シングルス 第3位 黒田君
  女子シングルス 第3位 杉本さん
・第49回九州高等学校ソフトテニス天草地区予選大会
  女子個人戦 第3位 豊嶋さん・松藤さん
・令和元年度熊本県高等学校ウエイトリフティング競技新人大会
  73kg級 第2位 西本君(トータル115kg)
・高校生福祉体験発表熊本大会
  優良賞 東君
・第20回高校生国際美術展 書の部
  佳作 水原さん
・第65回青少年読書感想文コンクール県審査
  佳作 千原さん
・令和元年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール
  優秀賞 藤本さん
・校内感想文コンクール
  優良賞 千原さん

 表彰式に続いて、校長先生より講話をいただきました。
 2学期を振り返り、生徒の『頑張る姿』についてお話ししました。
 行事や文化活動、試合や検定試験など様々な行事がある中で落ち着いた生活と進路実現に向けて生徒それぞれ頑張っていました。
 特に、2年生は中心学年として各種行事の先頭に立ち、1年生は上天草プロジェクトやボランティア活動の校外活動に積極的に活躍していました。
 これらの活動は本校の教育目標である「地域社会に信頼される学校」を実現するために一歩一歩確実に築き上げています。

 また、新年を迎えるにあたり、生徒たちに次の言葉を送られました。
『成長のためのチャレンジ・挑戦すること』
『失敗から学ぶことの大切さ』
 新しい年がスタートします.目標を立ててスタートができるよう充実した年末年始を送って欲しいと話されました。

都市(大阪)における調査・販売実習

都市(大阪)における調査及び販売実習に行ってきました!

 12月20日(金)から21日(土)の日程で、1年生5人が大阪での活動を行いました。上天草を飛び出し活動することで、世界の広さを感じ、外から見た上天草の魅力に気づくことができればと思います。

20日(金)。
 「島の宝プレミアムマルシェin大阪駅」で販売およびパンフレット配布を行いました。
 「島の宝プレミアムマルシェin大阪駅」は、大阪駅の玄関である「大阪駅北口アトリウム広場」で開催された、天草・五島・壱岐・隠岐・佐渡(島の宝観光連盟)のPRを目的としたイベントです。
各島の特産品の販売や誘客イベントの開催、観光パンフレットの配布が行われました。

  パンフレットを差し出しても受け取ってもらえないことも・・・。でも大阪の方はお話好きが多いらしく、たくさんの方と会話することができました。「お姉ちゃん高校生。アルバイト?ちゃうの?えっ熊本から来たん!修学旅行かなんかか?大阪で研修!すごいな~。そこのイベントの宣伝してんの?ほなちょっと見ていくわ。」とその勢いに圧倒されましたが、天草のブースに立ち寄って頂くことができました。あたたかい人柄の人が多い地域だと感じました。

 

 

 

  大阪市北区で熊本の食材を中心に提供されている「熊本 馬源」で夕食。特別に早い時間にお店を開けて頂き、上天草の食材が大阪でどのように受け止められているか伺いました。その後、「OSAKA光のルネサンス2019」を見学、イルミネーションに圧倒されました。このようなイベント会場で提供される食事にも地域名が入っているものがあり、都市部の人たちが他所の地域に対して持っているイメージについて考えさせられました。

 

 

 21日(土)。
 池田市にある池田サンシティ1階「産直野菜ぷちトマト&ぷちトマトBio」でお話を伺いました。
 お話し頂いたのは店舗を運営する(株)グッドハーベスト代表取締役伊東寛子様。
 ぷちトマトは上天草市アンテナショップとして、上天草の産品を多く取り扱っておられます。大阪、特に池田など海から遠い地域の人たちは、海への憧れがあり、海産物に対して興味を持っていただけるとのことでした。また、大阪には熊本県出身の方や縁のある方多いこともあり、懐かしさもあって多くの方が買い物に来られるとのことでした。上天草らしいものを商品化すれば、大阪の人たちにも喜んでもらえるはずだと教えていただきました。

 

 

 
 午後は、大阪のミナミを散策。お約束の場所で記念撮影し、大阪の街の雰囲気を感じました。この旅を通して感じていたことですが、外国人観光客の多さにはびっくりしました。宿泊したホテル、イベント会場、移動の道すがら、たくさんの外国語に触れる機会がありました。インバウンドの取り込みの重要性を改めて感じました!

今回御協力いただいた、
天草四郎観光協会」様
天草宝島観光協会」様
島の宝観光連盟」様
熊本 馬源」様
産直野菜ぷちトマト」様
御協力ありがとうございました。  
  

上天草プロジェクト~特別講演会~

12月19日(木)、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)に係る特別講演会を大矢野自然休養村管理センターで実施しました。

講師としてお招きしたのは、(一財)地域・教育魅力化プラットフォームの奥田 麻依子様。奥田さんは、高校魅力化の元祖と言われる「隠岐島前高校」でコーディネーターとして6年間勤務され、カリキュラムの開発・運営に参画してこられました。今回は、「自分と地域の未来をつくる学び」というテーマで、講演およびパネルディスカッションを実施していただきました。

 講演会では、上天草高校生は、地域(周りの人)を変える力を持っている!だから、自信を持って地域に飛び出して欲しい。そのために自分の「やりたいWILL」「できるCAN」「やるべきMUST」を広げていき、その重なりを増やすことが大切であると話されました。その上で、地域の未来をつくるのに必要な力として

①多様な人や世代と関わる力
②課題を定めて踏み出す力
③チームで成果を出す力
④そのベースとなる基礎学力

を身につけなければならないとのことでした。



  

 パネルディスカッションでは、「上天草で仕事をしている理由」や「上天草で生きていく上で必要だと感じている力」などをテーマと関連づけてディスカッションしていただきました。生徒たちは、「自分たちが期待されていること」や「自分たちが地域を変えることができる」という手応えを感じているようでした。
※パネラーは(一財)地域・教育魅力化プラットフォーム 奥田麻依子 様。上天草市長 堀江隆臣 様。維和島振興協議会会長 星野真理 様。本校同窓副会長 嶋田昭仁 様。本校生徒会会長 山口 君。司会は本校カリキュラム開発等専門家 元田有祈 先生。

 

 (一財)地域・教育魅力化プラットフォーム 奥田麻依子 様

 

上天草市長 堀江隆臣 様


 維和島振興協議会会長 星野真理 様

 

本校同窓副会長 嶋田昭仁 様

 

 本校生徒会会長 山口 君

 

 本校カリキュラム開発等専門家 元田有祈 先生

 

 最後は恒例の参加者全員で記念写真。「天草好き!上天草高校大好き!」の掛声で、今後の活動に弾みをつけました!

 

 

 

2019女子ハンドボール世界選手権観戦

現在熊本県で開催されている『2019女子ハンドボール世界選手権大会』に1・2年生の生徒応援に行ってきました。

国際大会を見学することで、国際理解を深め、グローバルな観点を持つとを目的としています。また、トップクラスの選手のプレイを観戦し、パフォーマンスやスポーツマンシップに触れることにより、夢や希望、さらに豊かな心を育むことを目的としています。

今回観戦したのは、パークドーム熊本で行なわれた5-6位決定戦のセルビア対モンテネグロ戦です。

前半戦は、互いに点を取り合う均衡した試合。そのなか、キーパーのファインセーブから速攻を決めるなど、世界トップレベルの試合が展開されます。12-13モンテネグロがリードで前半が終了しました。

ハーフタイムでは、学校観戦中の生徒の代表が、コート内に入場し、国際大会の雰囲気を感じることができるイベントに参加しました。
元気なくまモンとハイタッチ。選手の練習の様子を一番近くで見ることができました。

後半戦も点の取り合いは続きます。試合では、モンテネグロのGKが速攻を止めるファインセーブも。選手も会場も盛り上がります。GKが下がり7人で攻撃するプレイも展開しながら一進一退の展開が続きます。会場もスーパープレイの連続で興奮状態のまま試合終了。26対28でモンテネグロがセルビアを破りました。最終順位といてモンテネグロが5位。セルビアが6位となりました。

今年のスポーツ界。ラグビーワールドカップで日本全国が「ONE TEAM」で盛り上がりました。来年の東京オリンピック開催に向けて、日本人選手たちの国際大会での活躍も毎日のように話題となっています。熊本での女子ハンドボール世界選手権大会。世界トップレベルの競技が身近なところで観戦でき、とても貴重な経験となったでしょう。
また、モンテネグロやセルビアなど、外国のことを知る良い機会となり、これからグローバルな観点を持つことも大切だと学んだと思います。

先進出前講座⑤~映画でつなぐ地域の魅力~

本日の上天草プロジェクト先進出前講座⑤「映画でつなぐ地域の魅力」を行ないました。

本日の講師は、上天草市の「湯島」を舞台にした映画作品『島のシーグラス』の制作づくりに携わった
映画監督 榊原 有佑 様
映画プロデューサ 杉浦 青 様
ジャパン・フイルムコミッション副理事長 小山 真一 様
をお招きし、映画をとおした上天草の魅力についてお話しをいただきました。

まずは、それぞれの仕事についてお話しいただきました。
私たちは映画やドラマを見る側。監督の仕事。プロデューサの仕事。フイルムコミッションの仕事それぞれを伺いました。

榊原監督が語る「湯島の魅力」とは『時間の流れ』。


ゆっくりとした時間が心地よい時間とのこと。
この時の流れは湯島では当たり前だとしても、とても貴重に感じられたそうです。
作品作りのために湯島に訪れ、地元の子どもたちに「シーグラス」をもらった時に今回の作品のイメージが見えてきたと話されました。
監督は、理学療法士が映像の世界へ。そして映画の世界へ飛び込まれました。
「どんな経験もムダにはならない」「感じたことを表現できる」のが映画の魅力と生徒に語っていただきました。

 

杉浦プロデューサからは、湯島の『フリーダム』なところが気に入っているそうです。


鍵を掛けなくても出かけたり、隣の自転車を借りたりと、都会では心配するような事柄も、湯島の人たちの信頼関係の強さがそれを実現している。そのフリーダムさが好きだそうです。
映画の世界に飛び込んだきっかけは、地元が映画の舞台になったこと。地元の様子が映画となって発信されることに魅力を感じたそうです。また、世界の色々な映画を観る中で、言葉が分からなくても共感できる素晴らしさ、色々な人と感情を分かち合えるところが映画の魅力だそうです。

 

小山様は、映像制作陣からのリクエストに応えるために、天草地域のロケーションを行なっています。


私たちには何気ない景色は、普通に映像として素晴らしい力を持っているとのこと。
そんな景色が、映像となって日本全国、全世界に発信されることが嬉しいと語っていただきました。
フイルムコミッションの仕事は、制作者側からのリクエストに対して、1人でローションを行ない、1人で現況確認をしていきます。『紙で頂いた1枚の企画書から、映像作品が完成していくことに喜び』を感じられているそうです。


今回の講座では、なかなか出会うことがない「映像制作」という仕事に携わる方々のお話しを伺えることができました。
私たちの生活環境は都会と比べて「モノ」が揃っていません。しかし、それはとても貴重なことで、都会にはない魅力だったりもします。私たちが気づけていない「魅力」を発見し、それを発信できるようこれからも頑張っていきたいと思います。