本日の上天草高校

上天草高校の『いま』をお伝えします

食物調理技能検定3級

7月12日(木)に食物調理技能検定3級の試験が実施されました。

先日、計量や包丁の使い方が試験の内容となる4級を紹介しました。
今回の3級では、制限時間内に2品の調理と器具の片付けまで行うものです。

今回の調理は「吉野鶏の吸い物」「涼拌絲(リャンバンスー)」です。
涼拌絲とは甘酸っぱい春雨サラダのこと。錦糸卵の黄色が鮮やかな一品です。
ちなみに「拌」とは糸のように細く切るという意味だそうです。

材料も準備万端。試験開始を待ちます。


涼拌絲の特徴である錦糸卵の調理です。
糸のように細く切ることができるでしょうか?

吸い物では鶏肉を使います。

茹ですぎると身が固くなります。ゆで時間が大切になります。



調理が終わり、いよいよ盛り付け。
卵・キュウリ・ハムの配置とバランスが重要になります。
目で見て美味しさを表現してほしいです。

完成しました!
今にでも箸を握り、試食をしたい気持ちを抑えながら写真を撮りました。





目に鮮やかな涼拌絲。だしの利いた吉野鶏のお吸い物。
皆さんきれいに、美味しそうに完成させることができました。

2年生インターンシップ

7月10日(火)から12日(木)の3日間。上天草市内の企業および施設、医療、福祉機関などのご協力をいただき『第2学年インターンシップ』を実施してきました。

今回のインターンシップでは、就業体験学習を通して職業観を養い、自己の在り方や生き方について考察することを目的としています。また、教師や保護者以外の大人と接することにより、コミュニケーション能力の考察を図ります。

インターンシップの事前指導として、生徒自ら担当企業様に電話でアポイントをとっていました。
ビジネスマナーの大切を感じる一場面だったでしょう。


実習現場での生徒の様子を紹介します。





食品製造や観光施設等の幅広い職種で職業体験を行ってきました。
現場では、事業所の方々から「仕事について」「働くことの意義について」たくさんのご指導・ご助言をいただきました。

2年生の皆さんには、これらか描く自らの進路の道筋を考える1つの材料としていかしてほしいです。

保育園交流

7月10日(火)から12日(木)の3日間、1年生を対象に、いずみ保育園様のご協力をいただき「保育園交流」を行いました。
家庭科の授業の一環として、子供の心身の発達と生活、親の役割と保育を理解し、子どもの発達のために親や家族及び地域や社会の役割について考えるものです。

プール遊びの補助では元気いっぱいに遊ぶ園児から水を掛けられる生徒もいました。
また他のグループでは、一緒にお遊戯をしたり、絵本の読み聞かせをしたりと、
園児と楽しみながら実習を行いました。



お昼には食事の介助を行いました。
プールやお遊戯で体を動かしたからでしょうか。食事をしながら居眠りをする園児さんも。

食事もひと苦労の様子でしたが、生徒は笑顔で食事の介助をしていました。

園児さんと同じように、生徒も楽しい時間を過ごすことができました。

進路用証明写真撮影

3年生の進路用写真撮影が行われました。

就職用の履歴書や入試用願書に使用される写真です。

気温と湿度が高まるなかに冬服での撮影です。
最初は緊張した表情でしたが、カメラマンのかけ声で徐々に笑顔になっていきます。

証明写真の笑顔が、企業や学校の方々への良き第一印象になればいいですね。

福祉科の紹介(生徒からのメッセージ)

今日は福祉科の実習の様子を紹介します。
今回の上天草高校ブログは、実際に授業に取り組んでいる福祉科2名の生徒に協力してもらいました。

【浴衣着脱】

これは、浴衣着脱という実習です。

高齢者の方は浴衣を寝巻にしている方も少なくないので私達も浴衣の着方、楽に着ていただくにはどうしたらいいかを学びました。

浴衣の生地は綿でできていて伸びないので高齢者の方にとっては動きやすいが着脱しにくいものです。

本人でも着脱しにくいのだから私達介護者目線だともっとしにくいです。

ですが、利用者の方の為に身体の仕組みや柔軟を生かしてきていただけるようのにがんばりました。


私は県外の看護学科への進学を希望しています。

福祉科では、普通教科に加えて沢山の福祉教科を学びます。なので、進学先によっては自分で最初から計画を立てて、学ばないといけない教科もあります。大変ですが、福祉科だから学べること、経験できることが沢山あります。

それに福祉で学んだことは看護でも生かせます。上天草高校の良さを知ってもらうためにも頑張りたいです。(2年福祉科 山下夢加)


【衣類・着脱】

これは衣類・着脱の実習です。この実習では、片麻痺・単麻痺の方や認知症などで着方がわからない方を介護するための実技です。この実技では、しっかりと手順をおぼえて、仕事する立場になったとき役立つよう心掛けるのが大切です。

私が、福祉科で頑張っていることは、笑顔を絶やさないことです。何事も笑顔で頑張ります。(2年福祉科 田島千愛)