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校長室便り

高等部佐敷分教室体育大会について

                  令和 5 年(2023年)5月18日
「高等部佐敷分教室体育大会」

                      芦北支援学校長 井口 英里

 令和5年5月14日(日)、佐敷分教室の生徒は、芦北高校体育大会に参加しました。これが佐敷分教室生徒にとっての体育大会となります。

 13日(土)に開催予定でしたが、雨天のため順延となり、14日の朝の段階ではグラウンドに水たまりが少しできている状態でした。芦北高校の生徒・教職員の皆さんとともに、本校職員も水取りを実施して、予定どおり8時55分に入場行進からスタートすることができました。

 「櫻花爛漫 ~心を一つに 咲き誇れ~ 」のスローガンのもと企画されたプログラムはとても充実した内容で、分教室の生徒も、様々な競技やマスゲームに参加させていただきました。今年度は今まで以上に芦北高校の生徒と一緒にできる競技を企画していただき、まさに「心を一つに」一体感を感じることができたと思います。

 「5人6脚」では、分教室の女子チームが2位に入ったり、長縄跳びでは芦北高校生の縄回しで、練習以上にたくさん跳ぶことができたり、芦高アベンジャーズでは、最後まで俵を持ち上げた2人のうち1人に残ったりと大活躍でした。

 これも、芦北高校の生徒・教職員、観覧いただいた御来賓、保護者の皆様の応援あってこそ、全力で最後まで挑むことができたのだと思います。

 マスゲームでは、分教室のダンスから始まり、芦北高校生の集団行動・組体操・ダンスとつながり、最後のフィナーレでは、一致団結したパフォーマンスを見せてくれました。溢れるほどの拍手に沸いた瞬間でした。会場にいた誰もが感動をもらったことでしょう。

 当日は気温の上昇とともに、大会にかける熱量も上昇し、「心を一つに 咲き誇った」生徒たちでした。大会全般を通して、一人一人の力が、心を一つにすることでさらに大きな力となり、その様子を見た観客に元気と勇気、感動を与えてくれたと思います。

 解団式後の生徒たちが分教室に帰ってきたときの表情は、昨日までより成長した自分自身に自信をもった誇らしげなものでした。

 このような機会をくださった芦北高校の皆様、最後まで温かい応援をくださった御来賓・保護者の皆様、地域の皆様に心から感謝申し上げます。