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校長室便り

警察音楽隊コンサート

 

熊本県警察音楽隊による「安全・安心コンサート」

9月22日(金)に、芦北町町民総合センターしろやまスカイドームで、 熊本県警察音楽隊によるコンサートを鑑賞しました。
 コロナ禍では、なかなか機会がなかった「 生 」の演奏を聴くことができました。当日、本校舎の児童生徒は 福祉タクシーや保護者の送迎で、佐敷分教室の生徒は引率職員とともに芦北町のふれあいツクールバスを利用して会場に向かいました 。本校舎と佐敷分教室の児童生徒が一堂に会するのは、今年度初めてです。
 熊本県警察音楽隊の24人による演奏は、子供 たちが好きな曲、リクエストした曲、季節に合った曲等を織り交ぜて構成されており、曲をバックにした カラーガードの演技も含めて観客皆が引き込まれ、あっという間の1時間でした。
幕間には芦北警察署の地域交通課の警部補に、交通安全等について、4つ話
をしていただきました。

1 横断歩道を渡るときは、「右、左、右」を見て、車などが来ていないか確 

 認してから手をあげて渡りましょう。

2 自転車に乗る人はヘルメットをかぶりましょう。(自分の身を守るため)

3 防犯として、スマートフォンやSNSを安全に使いましょう。

4(大人の参加者に向けて)事故や事件に巻き込まれないように、繰り返し

  ルールを守るよう言い続けましょう。

皆、 幕間のお話もしっかりと聴いていました。
開会前には楽器を間近で見せてくださり、最後には一緒に記念撮影にも応じてくださった警察音楽隊の皆様、楽しく素敵な時間をありがとうございました。
                   令和5年9月26日
                       芦北支援学校長
                           井口 英里

あしえんスポーツデー

   本校舎「あしえんスポーツデー」開催

 6月23日(金)に「あしえんスポーツデー」が、本校舎で開催されました。これは、昨年度までの「運動会」に代わる行事です。従前の運動会では各学部別に競技を行っていましたが、今年度は選択競技を2つ用意して、学部を越えて小学部・中学部・高等部の縦割りで一緒に参加する競技となり、名称を「あしえんスポーツデー」に変更しました。
 ここ数年、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、保護者の観覧者数に制限をかけていましたが、当日は、人数制限を設けずに御観覧いただきました。
 赤組・白組に分かれての形式はとったものの、児童生徒は皆、競技に集中して自分ができることを精一杯出し切っていました。職員のアナウンスや激励、保護者の声援や拍手により、白熱した「スポーツデー」となりました。子供たちもその雰囲気を感じ取って、日頃の練習以上に張り切って競技に挑んでいたように思います。
閉会式では、赤組の優勝、白組の準優勝が発表され、それぞれの団長に優勝旗、準優勝杯を授与しましたが、2人とも充実感でいっぱいという表情で、とても嬉しく思いました。その後の校歌斉唱では盛り上がりも最高潮となり、参加者の一体感を感じました。
 コロナ禍で保護者の皆様に参観いただく機会も少なかったので、今年度はできる限り保護者の皆様にも学校に来ていただいて、子供たちの活動を見ていただきたいと思っています。
 今後とも本校の教育活動への御理解・御協力をどうぞよろしくお願いします。

             令和5年(2023年)6月29日

                      芦北支援学校長 井口 英里

高等部佐敷分教室体育大会について

                  令和 5 年(2023年)5月18日
「高等部佐敷分教室体育大会」

                      芦北支援学校長 井口 英里

 令和5年5月14日(日)、佐敷分教室の生徒は、芦北高校体育大会に参加しました。これが佐敷分教室生徒にとっての体育大会となります。

 13日(土)に開催予定でしたが、雨天のため順延となり、14日の朝の段階ではグラウンドに水たまりが少しできている状態でした。芦北高校の生徒・教職員の皆さんとともに、本校職員も水取りを実施して、予定どおり8時55分に入場行進からスタートすることができました。

 「櫻花爛漫 ~心を一つに 咲き誇れ~ 」のスローガンのもと企画されたプログラムはとても充実した内容で、分教室の生徒も、様々な競技やマスゲームに参加させていただきました。今年度は今まで以上に芦北高校の生徒と一緒にできる競技を企画していただき、まさに「心を一つに」一体感を感じることができたと思います。

 「5人6脚」では、分教室の女子チームが2位に入ったり、長縄跳びでは芦北高校生の縄回しで、練習以上にたくさん跳ぶことができたり、芦高アベンジャーズでは、最後まで俵を持ち上げた2人のうち1人に残ったりと大活躍でした。

 これも、芦北高校の生徒・教職員、観覧いただいた御来賓、保護者の皆様の応援あってこそ、全力で最後まで挑むことができたのだと思います。

 マスゲームでは、分教室のダンスから始まり、芦北高校生の集団行動・組体操・ダンスとつながり、最後のフィナーレでは、一致団結したパフォーマンスを見せてくれました。溢れるほどの拍手に沸いた瞬間でした。会場にいた誰もが感動をもらったことでしょう。

 当日は気温の上昇とともに、大会にかける熱量も上昇し、「心を一つに 咲き誇った」生徒たちでした。大会全般を通して、一人一人の力が、心を一つにすることでさらに大きな力となり、その様子を見た観客に元気と勇気、感動を与えてくれたと思います。

 解団式後の生徒たちが分教室に帰ってきたときの表情は、昨日までより成長した自分自身に自信をもった誇らしげなものでした。

 このような機会をくださった芦北高校の皆様、最後まで温かい応援をくださった御来賓・保護者の皆様、地域の皆様に心から感謝申し上げます。