校長室
    校長挨拶
    本格的な春の到来で、桜や梨の花、そして、校内の花壇には、ビオラやチューリップなど色とりどりの花が咲き誇り、暖かく気持ちのよい春風と共に新年度がスタートしました。
 4月8日(月)に始業式、9日(火)には入学式を実施しましたが、今年は、それぞれの校舎で、全ての生徒が一堂に介しての始業式を、そして、たくさんの来賓の皆様や保護者の皆様をお招きしての入学式を挙行することができました。始業式で久しぶりに会う子供たちが元気に登校できて、何より嬉しく思いました。また、「久しぶり」あるいは「初めて」会う新入学の皆さんと、笑顔で式を挙行することができ、安堵しました。
 改めまして、進級、入学おめでとうございます。
    さて、昨年の5月以降、コロナ禍以前の教育活動が徐々に可能になってきており、外部から様々な団体をお招きして、演奏会や読み聞かせ、近隣校の児童生徒との共同及び交流学習などができるようになりました。また様々な機会に保護者の皆さんや地域の皆さんを学校にお招きし、子供たちの様子を間近で見ていただくこともできました。しかし、以前の状況に近づきつつも、学校の「安全・安心」が最優先であることは変わりありません。これからPTA総会や運動会の時期となりますが、その都度の感染状況等に注視しつつ、関係機関や保護者の皆様と相談させていただきながら、柔軟な発想で教育活動を進めてまいります。
 また、本校は従前から地域の多くの方々と連携した取組を進めてきました。昨年度は新たに荒尾市社会福祉協議会や荒尾市役所各課との連携で、子供たちが地域へ出向いて「地域に貢献する」機会を与えていただきました。子供たちの自己肯定感や社会参加に向けたモチベーションが高まっただけでなく、地域の方々の本校児童生徒への理解が深まり、まさに「共生社会」の基盤づくりができました。本年度もこれらの取組を継続させるとともに、新たな連携も模索しながら「地域と共にある学校」づくりに邁進してまいります。
 本年度も子どもたちの成長、自立や社会参加に向けて、精一杯取組を進めてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
                令和6年4月 荒尾支援学校長 


 
R5(2023)年度 あいさつ
R4(2022)年度 あいさつ
R3(2021)年度 あいさつ