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教育実習を終えて【校長室より】

先日、本校での教育実習を終えた大学生から、お礼の手紙をいただきました。その手紙には、次のようなことが書いてありました。「思うような授業が出来ずに悩んだ」、「生徒とのコミュニケーションを取る大切さを学んだ」、「生徒が自力で答えを出せるよう生徒主体の授業づくりを工夫されていた」、「教師という仕事の責任や大変さを学んだ」などです。高校生の頃にはわからなかった先生方の仕事ぶりを感じたようです。

また、「生徒の笑顔と声から教員の仕事のやりがいを感じた」、「いつの日か教員として母校天草高校に恩返しができるよう頑張ります」などもありました。忙しい中にも充実した日々を過ごし、教師になりたいという思いがさらに強くなった教育実習だったようです。

この手紙を読みながら、教師も生徒も常に学び続ける学習者という立場では同じであることを改めて感じました。学び続けると常に新たな課題に直面しますが、成長もしていくことでしょう。

フランスの詩人ルイ・アラゴンはこう書いています。

“教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと”