R7年度「高等部の日々の様子」

　６月２日(月)～６月１３日(金)までの１０日間、高等部１年生は校内実習、２、３年生は第１回現場実習を行いました。

　１年生は校内で、委託されたおにぎりの袋作りや、シクラメン栽培用の受け皿洗い、「天支球」(野球ボールの修繕)などに取り組みました。

　２、３年生は現場実習に取り組みました。最初は緊張した表情を見せる生徒もいましたが、後半では環境や作業に慣れていき、頼もしい姿をたくさん見られました。

　お忙しい中、実習を受け入れてくださった企業や事業所の方々には心より御礼申し上げます。実習で学んだことを学校生活で活かしていきます。

　天草支援学校は、天草内の高校球児を応援するため、破損したボールの修繕活動を行っています。今回も、みんなで協力して、一針一針、思いを込めながら縫いました。

　６月２７日（金）には、天草工業高校の野球部に６１球の「天支球」を贈ることができました。天草の高校球児のみなさん、頑張ってください！

家庭科の授業で、高齢者の日常や生活についての学習を行いました。高齢者疑似体験セットを使用し、普段の生活で、どのようなことが大変なのかを体験しました。生徒たちは、体が重い、腰が痛い、視野が狭い、階段が上りづらい等の感想をもち、自分たちにできることとして、重い荷物は代わりに持ってあげたい、話すときは、ゆっくり、大きな声で話したいという意見がありました。
今回の授業で学んだこと、感じたことを生活の中で生かしてほしいと思います。

葉桜が麗しい４月の午後、天草拓心高校の体育館にて、令和７年度高等部入学式を実施しました。１５人の新入生の初々しい表情からは、高校生活への期待と不安が感じられます。優しく誠実な先輩たちの背中を見ながら、自分らしく、これからの高校生活を楽しんでほしいです。