幼・小学部だより

幼小学部より、最近の出来事をおたよりします。

幼稚部の活動(2月)

2月の活動の様子を紹介します。


 <節分>

  幼稚部に大きな赤鬼がやってきました。
想像以上に大きな鬼の姿に、そして鬼の
身体と同じくらい大きなこん棒に、子ど
もたちは、びっくりした表情をしていま
した。
鬼に驚く幼児 豆をまく幼児

 自分たちで作った升を持って、「おに
は、そと!」と大豆を赤鬼めがけて投げ
ました。

 大豆まめに変身!

  升の中が空っぽになっても赤鬼は、ま
 だまだ元気。

 こんな時は、大豆まめに変身!

「♪だいずまめ だいずまめ 
       ぴょん ぴょん ぴょん~」

 曲に合わせて、左右交互にジャンプし
 て赤鬼を退治しました。

 自分の中にいる、いろいろな鬼もやっつ  
 けることができたかな。

<学習発表会>

  29日(金)、幼稚部小学部の学習発表
 会がありました。

  1月中旬より、「ごっこあそび」で子ども
たちと一緒に、幼稚部の1年間を歌やダンス
でふりかえりました。

  発表会当日は、まずはじめに、年長児が
はじめのことばを担当し、「いまから、学
習発表会をはじめます」と挨拶をし、めく
りの幕を開けました。

  めくり幕を引っぱる幼児


春、3人の友達が入学して6人になったこと。

  夏、毎日の水遊びが気持ちよかったこと。

  秋、畑で芋ほりをしたこと。

  冬、寒さに負けず外で遊んだこと。


 歌やダンスの場面では、会場からも歌声
が聞こえ、大いに盛り上がりました。


夏の発表 笑顔の幼児

秋の発表 秋の発表②

 大勢の人の前で発表したり、小学部の発
表を見たり聞いたりするなど、じっくり鑑
賞する姿から、子どもたちそれぞれの1年間
の成長を感じる1日でした。

<電車にのって出かけよう2>

 2学期に、JRで光の森へのおでかけを楽
しんだ子どもたち。3学期も暖かくなり始め
2月の下旬に、「電車にのって出かけよう
2」を計画しました。

 ①電車ごっこ

  1番線に、電車がはいります」と駅員
さん役の先生が教室前で知らせると子ど
もたちが駆け寄ってきて電車に見立てた
ロープの輪の中に入り準備完了です。

 電車の揺れを感じる様子

 

   2学期に、遊んだことのある電車ごっこ
 は、子どもたちが見通しをもち、とても意
 欲的に遊びを展開していきます。前回は、
 教室周辺で楽しみましたが、今回は校内各
 所を駅に見立てて遊びました。

 ロープの電車に乗って長く連なる幼児


 ②JR

  校外学習当日は、駅員さんに挨拶をして
スロープを通って車内に乗り込みました。
車内で地域の保育園の子どもたちに出会い
「どこからきたの?」「どこへ行くの?」
など、自然なかかわりを通して交流するこ
とができました。

また、ホーム内の時刻表やポスターにも
興味を示し、知っている数字やひらがなを
探すなど電車を待っている時間も楽しいひ
とときでした。

時刻表の数字に興味を示す様子 駅員さんに挨拶
 

 ③ひかりの森公園とゆめタウン光の森

  公園では、みんなのシートを広げての
んびり日向ぼっこをしながらお茶を飲み
すべり台などの大型遊具で遊びました。

 シートを広げてのんびり 人参のすべり台
    
       仲良し3人でベンチに座って

  昼食は、公園隣のゆめタウンに移動し
 フードコート内で食べました。
 
   食事の様子

  広い店内での食事は、いつもと違い
ちょっぴりドキドキしたようですが、
ゆっくりじっくり味わいながらのラン
チタイムとなりました。

幼小学部より

313()、幼稚部修了証書授与式、小学
部卒業証書授与式が行われました。幼稚部
からは3名、小学部からは4名が卒業しま
した。

 

入場前は、少し緊張した表情が見られまし
たが、会場に入場する際はとても堂々とし
た様子で、7人の成長した様子がしっかり
と伝わりました。








卒業証書授与の様子です。





卒業生答辞は、幼い頃からの懐かしい写真
をスライドで映しながら行いました。卒業
生達の心身の成長を改めて感じました。




幼稚部・小学部の思い出を胸に、これからも
いろいろなことに挑戦し頑張ってください!
応援しています。

幼稚部の活動(1月)

1月の活動の様子を紹介します。

 <鏡開き>

  正月の飾りをおろして、みんなで鏡開
 きをしました。

  触ってみると、12月にもちつきをした
時のフワフワしだったもちが硬くなって
いて何度も手を伸ばして感触を確かめて
いました。

 
  
鏡もちを抱くように触る幼児

<正月の遊び>

  ①かきぞめ

   筆にたっぷり墨をつけて、今年のか
  きぞめをしました。

  筆を握る幼児

  かきぞめに使う道具をひとつずつ触っ
て見て準備をしました。スーッと半紙
の上を滑るように筆を動かしかきました。

自分で書いた墨の跡を見つめる幼児

  ②たこあげ

   幼稚部の前にある広い校庭へ出てた
こあげをしました。
 ♪北風小僧のかんたろう歌のように
吹く、冷たい風を感じながら校庭の隅々
まで駆け回りました。
 
たこを持ち手を高く上げて走る幼児

 

 高い木のてっぺんより上までたこが
 あがりましたよ。

風に負けないように糸を引ひく幼児
 

  ③はねつき

   一人ずつ羽子板を持って大きめの木の
球でつくった羽根をつきました。木と木
が「こつん!」とあたる音を探って勢い
よく羽子板を上下左右に振りました。

対戦中の様子

   友達と羽根つき大会をして、何度も対
戦しました。好勝負が続き、負けた方は、
水で濡らした筆で顔にばってんの印をか
かれ、大笑いしたりくすぐったそうにし
たり、みんなで楽しみました。

対戦中の様子②

 

<ゆき>

 1月は、熊本にも雪が降りました。登校
してきた子どもたちは、真っ白に変身して
いる中庭へ出かけました。冷たい雪を触っ
て「つめたい!」、集めた雪を触って「か
たい!」、大きく丸めた雪を持って「おも
い!」・・・いろいろな発見がありました。

 雪をたくさん入れたバケツを持つ様子

  遊んだあとは、みんなの足跡がいっぱい
の中庭になり幼稚部教室の前には、雪だる
まのユキコちゃんが登場しました。

 雪だるまのユキコ

 

<収穫>

 畑には、2学期にまいた二十日大根の種
がぐんぐん生長し収穫をむかえました。
まいた時には、茶色だった畑が一面葉っぱ
の緑になりました。

 
 畝の間に座る幼児たち
 

 土の中からたくさんの顔を出した葉っぱ
を引っぱると赤くて小さな大根が出てきま
した。収穫するとバケツが二十日大根で
いっぱいになり、畑はまた茶色畑にもどり
ました。

 次の日、収穫した二十日大根で味噌汁を
作って食べました。ホクホクしておいし
かったね。

幼稚部の活動(12月)

12月の活動の様子を紹介します。

 <やきいも>
  ♪やきいも やきいも 
        おなかが ぐぅ~!♪

   みんなでテラスに出てやきいもをしま
  した。

   はじめに、「いもが風邪をひかないよう
に!」と言いながら、さつまいもが新聞紙
で隠れるように包みました。

 新聞紙で包む

  

   「ぎゅっ!ぎゅっ!」と両手で握りなが
ら、タライの水の中へ入れて濡らした後、新聞
紙に隠れたさつまいもをアルミホイルで
包みました。

 タライの中へ

  

   準備のできたさつまいもを順番に七輪へ
  のせました。

   七輪へ

  

   「さぁ、ほっかほかのやきいもできたか
  な??」
朝の会が終わり、もう一度テラス
  に出ると、何だか香ばしいいい匂いがしま
  した。

  やきいもを食べる① やきいもを食べる②
 
  

   自分で包んださつまいもを「えい!」と
半分に割ると、真っ白な湯気が出てもっと
いい匂いがします。思わず「パクリ!」焼
きたてのさつまいもにかぶりついていました。

   そして、食べた後に歌う手遊び「やきい
もグーチーパー」はいつも以上に盛り上が
りました。

<もちつき>

  毎年12月には、お正月の準備「もちつき」
をします。12月に入ると、杵を持ってもち
つきごっこがはじまります。

 ①米とぎ

   みんなが楽しみにしていたもちつきは、
明日です。前日には、みんなで米とぎを
します。

   大きなボウルに、少しだけ米粒を入れ
ると子どもたちはそっと耳を澄ませて、
その音を聞きます。次は、ボウルにたく
さん入った米粒を別のボウルに入れてい
きます。さっきと違う米粒の音、とても
不思議そうに身を乗り出し聞いていまし
た。
 米の音(少し)

 米の音(たくさん)

   各家庭から持ってきたボウルにもち米
を入れて米とぎをしました。

そっと触わる 友達と一緒に

そっと指先で触ってみたり、隣の友達
の様子も気にしながら同じように手を混
ぜるように動かしてみたり何度か水を変
ながら明日のもちつきの準備をしました。

  

 ②もちつき

   「よいしょ!よいしょ!」や「はい!
はい!」と互いに声をかけ合い、蒸しあ
がったもち米をつきました。

 教頭先生と① 教頭先生と② 

   教頭先生も一緒に、もちつきをしました。

  みんなで交代してついていくと、粒々だっ
 たもち米がフワフワの餅に変身していました。

 餅をひっぱる

 

   つきたての餅を引っぱって伸ばしたり、
 ちぎったり丸めたりしました。杵つきの餅
 は、よく伸びるのでどこまで伸びるか手を
 大きく広げていました。


 きな粉餅

 
    いろいろな形の餅ができました。自分
   でついて丸めた餅にきな粉をまぶして食
     べました。
   「もちつき、たのしかった~!」と
   寒さも吹き飛ばしそうに元気な子どもた
     ちでした。


<保健指導>

   養護教諭の先生から「冬の生活」につい
て、手洗いや風邪予防の話がありました。

 養護教諭の話

 

  「咳は、どのくらい飛ぶか知っています
     か?」子どもたちは、自分の口の周りと

 思っているようでしたが、咳が飛ぶ長さを
 青色の紐を引っぱると遠くまで飛ぶことが
 わかりました。

紐をひっぱる① 紐をひっぱる②

<ふゆのあそび>

    寒い日にも、たくさん身体を動かして遊
んでほしいと思いリズム遊びや集団遊びを
計画しました。

①ジングルベル 
  みんなで集まる

    ジングルベルの曲に合わせて、鈴を持っ
てみんなの周りをスキップします。
 ♪ジングルベル~♪とサビの部分にな
ると、みんなのところへ行き「トントン
トン、トントントン、トントントントン」
とリズムうちをします。


鈴をもってリズムうち① 鈴を持ってリズムうち②

    スキップ

   

   交代で鈴をまわしていくので、自分の順
   番がくるのをワクワクして待っていました。

 ②毛布そり

   毛布をそりに見立て、子どもたちがサンタ
   クロースになりトナカイの先生たちが
引っ
   ぱります。♪赤鼻のトナカイの曲に合わせ
   て友達と一緒に乗ったり、広い体育館でス
   ピードを出したりして遊びました。
 
 友達と 一人で

小学部より


1月17日(水)、豆腐作り体験が行われ
ました。講師に「丸美屋」の福永様をお迎
えし、貴重な体験をさせていただきました。

 

大豆の感触、にがりや豆乳の味、香りなど
を確かめながらグループ毎に作りました。





完成した豆腐を試食すると、「柔らか~い」
「プリンみたい」「ふわふわしてる~」など
の声が聞かれました