日誌

土木科

【土木科】新大矢野トンネル・天城橋・三角西港現場見学

新大矢野トンネル・天城橋・三角西港現場見学

 

 期 日:令和6年5月23日(木)

 場 所:新大矢野トンネル・天城橋・三角西港

 生 徒:土木科2年生40名

 講 師:天草広域本部土木部 

  三角西港

 世界遺産でドラマや映画の撮影にも使用される場所です。今回、石積埠頭、龍驤館、旧宇土郡役所庁舎、旧三角簡易裁判所本館などをガイドさんの説明を聞きながら回ることができました。木造の和風建築で歴史とその当時の建造物に役割を説明していただき、とても勉強になりました。

 

 天城橋

 天城橋は、天門橋と並んで、平成30年完成したアーチ橋です。天城橋は自動車専用道路で、天門橋は歩行者も車も通ることができるため、天草の道路の渋滞緩和と天草と熊本を結ぶ経路を天門橋以外にも確保するという目的で建設されました。維持管理についても、定期的な点検と補修をすることで長寿命化するように計画されています。橋梁は何と言っても、土木構造物の中でシンボル的な構造物です。天草地区にとっては、生活に欠かせない重要な交通インフラであり、熊本県の90分構想を実現するために今後も役割を担っていくと思います。

 新大矢野トンネル

 今回は、天草地域振興局の本校OBである岩崎さんと渡辺さんをはじめ4名の方に指導をしていただきました。新大矢野トンネルは、全長が972.4mで、現在約500m程度の掘削が完了しており、約半分程度の掘削が終了していました。昨年、西環状道路のトンネルを見学しましたが、ほぼ完成後のトンネルだったので、今回は、トンネル断面を掘削中で多くの重機が動いており、粉塵もある中でNATM工法というトンネルの工法も間近に見ることができ、トンネル工事の規模の大きさと工事のたいへんさを身近に感じることができました。令和7年の10月くらいに完成する予定であると聞いたので、完成後是非このトンネルを通行してみたいと思っています。

 

【土木科】測量設計コンサルタント

測量設計コンサルタントとは

 

 期 日:令和6年5月23日(木)

 場 所:熊本工業高校CAD室

 生 徒:土木科2年生40名

 講 師:九州測量専門学校 校長 村岡 様

 

 九州測量専門学校 校長 村岡様に来校していただき、講話をしていただきました。

 テーマは「測量設計コンサルタント」についてです。

 測量とは、測量の原理、測量成果などプレゼンを交えて詳しく説明していただきました。最新測量技術の話もしていただき、多くのことを学ぶことができました。

 本日は、誠にありがとうございました。

【土木科】熊本県庁OB講話

熊本県庁OB講話

 期 日:令和6年5月22日(水)

 場 所:熊本工業高校視聴覚室

 生 徒:土木科3年生9名

 講 師:熊本県庁道路整備課 宇城地域振興局

 

 公務員の土木職を希望する9名に対して、熊本県庁より本校の土木科のOBで宇城地域振興局松村様、本庁の道路整備課三崎様の2名にこれまでの経験や現在取り組んでいる事業について説明していただいた。

 特に菊陽町のTSMC関連の道路整備について、県道大津植木線の多車線化、合志ICアクセス道路の整備などについて詳しく知ることができ、また、国、県、市町村の仕事の違いなども話していただき、有意義な時間を過ごすことができました。

 県庁には本校の土木科のOBも多く、県の土木事業の第一線で活躍されている先輩方の話を聞き、今後の進路選択に役に立つ講話となりました。

 

【土木科】土木構造物の維持管理について

土木構造物の維持管理について

 期 日:令和6年5月21日(火)

 場 所:熊本工業高校視聴覚室

 生 徒:土木科2年生40名

 講 師:国土交通省熊本河川国道事務所

  

 2年生課題研究で国土交通省熊本河川国道事務所から3名の本校OBの職員の方々から講話をしていただきました。

 

 今回のテーマは『土木構造物の維持管理について』です。

  講義1 河川堤防及び河川管理施設の維持管理について

  講義2 道路の維持管理について

 

 国土交通省が関わっている1級河川、国道に関する深い内容を知ることができました。

 本校OBの方も国交省で活躍されており、たいへん刺激になる話でした。

 今週の木曜日には天草にトンネルの見学に行くことになっており、防災と並んで課題となっている老朽化対策などの維持管理について、多くのことを学びたいと思います。

 

【土木科】地域建設コンサルタントの役割及び地上レーザー測量について

 

 地域建設コンサルタントの役割及び地上レーザー測量について

  期 日:令和6年5月20日(月)

  場 所:熊本工業高校CAD室

  生 徒:土木科3年30名

  講 師:(株)水野建設コンサルタント

 

 3年生課題研究の時間に、『地域コンサルタントの役割』という題で地元の建設コンサルタントの水野建設コンサルタントから3名のOBの方から講義を受けることができました。

 地元の建設コンサルタントの業務として、熊本地震などの自然災害の際の被害状況の調査と被災した橋梁や道路などの復旧工事に関する測量・設計業務があります。今回の講話の中でも、俵山周辺の道路、橋梁、トンネルの復旧復興に関して、地元のコンサルタントが大きな役割を果たし、創造的復興がなされたことを知ることができました。また、地上レーザー測量の実践も行われ、日頃見ることができない高度な技術を見ることができ、たいへん勉強になりました。

 

【土木科】めざせ!くまもとの若き匠たち

めざせ!くまもとの若き匠たち

「熊本の未来を創るのは私たちだ。」

「めざせ!くまもとの若き匠たち」は、県内の建設系の学校で日々頑張っている学生さん達を紹介、応援するテレビ番組です!日頃の学校生活、実践学習とその成果。また、卒業後の夢や目標など、熊本の未来を担う若き匠たちの特集されています。

 

本校からは「電気科」「建築科」「土木科」の3科の生徒を特集していただき、放送されています。

 

放送時間

 毎週日曜日 22:54~ RKKテレビでの放送です。

 

過去の放送はRKKに番組アーカイブとして残されています。

 

めざせ!くまもとの若き匠たち ←←← ここをクリック

 

是非ご覧ください。

【土木科】人吉地区現場見学会

人吉地区現場見学会

 

令和2年7月豪雨から復旧・復興に向けたまちづくり、建設用3Dプリンターを活用した施工を学ぶために見学会へ土木科2年生が行きました。

 ①青井地区見学 青井被災市街地復興土地区画整理事業国道445号改築事業

  熊本県人吉市青井地区の復興まちづくりとして、豪雨災害から創造的復興を目指されている青井地区へ見学に行きました。国宝である青井阿蘇神社では豪雨被害状況の説明・復旧に向けた課題・人吉らしさや賑わいのあるまちづくりへの復興計画など、都市計画について学ぶことができました。

 

 ②御溝川見学

  御溝川は流下能力不足により道路冠水や家屋浸水が多発する浸水常襲が問題となされており、市街地の浸水被害から守るために治水安全向上を図る目的で工事を行われています。二次放水路の建設においての護岸工事を見学しました。被害の現状から治水工事における課題や工程を学ぶことができました。

 

 ③建設用3Dプリンター見学

  熊本県では初の建設用3Dプリンターを見学しました。株式会社Poiyuse様は国内唯一の建設用3Dプリンターメーカーです。建設業界のデジタルトランスファーメーション(DX)に取り組まれておられます。今回、熊本県下で初の施工をされるということで、株式会社山王・新西復旧・復興建設工事協同企業体が人吉における県の災害復旧工事での根固めブロックを今回の建設用3Dプリンターで施工されるようです。建設用3Dプリンターの概要や稼働状況などを見学しました。これよりこのような先端技術が進み、DXが取り入れられれば建設業も発展していくだろうと感じることができました。

 

見学や講義を通して、災害対応や先端技術の知識を深めることができ、来年度の進路に向けて貴重な経験となりました。

【土木科】熊工会賞を受賞

11月に行われました。第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、「準優勝」した功績を評価していただき、土木科工業クラブが熊工会会長の主海様より「熊工会賞」をいただきました。

土木科工業クラブの後輩達も先輩方を目標に日々練習に取り組んでいます。

「熊工会賞」受賞。おめでとうございます。

 

【土木科】課題研究発表会

令和5年度土木科課題研究発表会を行いました。

発表内容は以下の通りです。

 

1 大会成果報告

(1)竹の土木構造物への活用

  昨年9月に行われた第10回日本大学土木設計競技で発表し、本校初の最優秀賞を受賞した研究。

  SDGSをテーマに持続可能な開発として、竹をテーマに土系舗装やコンクリートに竹チップを混ぜることで、自然に優しい土木構造物の研究を行った。

 

(2)ものづくりコンテスト全国大会報告

  第23回ものづくりコンテスト全国大会測量部門において、県内土木系学科で全国大会初出場で準優勝した大会の経過について報告する。

 

 

2 課題研究発表~

(1)題名:水害への備えと水害からの復旧

  令和2年の人吉の豪雨災害を始め、このところ毎年線状降水帯による豪雨災害が九州各地で起こっている。これらの災害に対して国土交通省を始めとする関係各庁がどのような取組を行い、地域の安全を守っているかを調査し、研究した成果を発表する。

 

(2)題名:交通渋滞の原因とその解決方法について

  熊本市は、慢性的な渋滞に悩んでいる。西環状道路線の建設を始め、渋滞緩和への動きが始まっている。今回、現状の渋滞の状況を把握し、渋滞緩和への具体的な活動がどのようになされているかを調査し発表する。

 

(3)題名:熊工周辺の街路問題について

  熊工周辺のグラウンド通りは、幅が狭く、歩行者や自転車などが通行するのに、障害が多い。また、その他の熊工周辺の通りも問題点があり、これらを改善するために、すでに歩行者や自転車の対策が施されている場所を参考に具体的な改善策を提案する。

 

(4)題名:コンサル班

熊本県測量設計コンサルタンツ協会の技術指導をいただき、測量現場の技術を教わった。その技術を活かして校内細部測量を平板・トータルステーションを使用して、平面図作成を行うなど、1年間の活動を報告する。

 

(5)題名:社会福祉法人 慈愛園における技術協力について

本年度はこれまでの取り組みで培ってきた知識や技術を元に「可能な限り、施工班の自分達の力で現地の調査から測量、設計、図面化を行い、花壇のデザイン、施工までを行う」ということを目標にして社会福祉施設慈愛園での施工を行いました。

 

【土木科】第10回日本大学全国高等学校土木設計競技

第10回日本大学全国高等学校土木設計競技において、土木科工業クラブ6名で行った「竹の土木構造物への活用に関する研究」のテーマで参加してきました。

8月に行われた1次審査を通過して、9月18日に行われた2次審査に6名を代表して土木科3年生の込山憲乃さんが日本大学でのプレゼンを行いました。

内容としては、熊本県で広範囲に繁殖している竹を有効活用するためにチップ状に粉砕し土系舗装として活用しようとするものです。実際に竹チップによる土系舗装実験を行い、高い評価を受けることができました。結果として最優秀賞を受賞しました。ポスター作成・実験・プレゼンなど大変だったと思います。

これ結果を弾みに様々なことに挑戦してほしいです。

【土木科】南阿蘇断層見学

南阿蘇断層見学

 

期  日:11月28日(火)

場  所:南阿蘇・益城(布田川断層帯)

対象学年:土木科2年生

 

 

熊本地震の被害状況や地震のメカニズムを学ぶために南阿蘇断層見学会を実施しました。

熊本大学の先生方に帯同していただき、各所での説明を受けながら見学を行いました。今回の見学会では、地震の被害を肌で感じることができ、これからは災害から人の命を守る土木技術者になれるよう岳種を深めたいと思います。

ご協力いただいた熊本大学の先生方、お忙しい中大変ありがとうございました。

【土木科】熊本環状道路現場見学

期  日:11月28日(火)

対象学年:土木科1年生

主  催:熊本都市建設業協会、熊本市役所

 

熊本都市建設業協会様主催の現場見学会に行ってきました。今回の現場は都市計画道路熊本西環状線池上ICでした。土工工事・ドローン体験・トンネル見学など、熊本での工事の中でも最も大きな現場を見学させていただきました。

土工掘削工事では、山を切り土されていて、法面など整形されていました。転石が多く出ており、重機により転石を砕く作業をされていました。

重機オペレーターさんの手際の良さに驚いている様子でした。

ドローン体験では、基本的な操作を教わり、実際に飛行させました。現場の上空からドローンによる空撮を行い、工事の進捗状況を把握するのに活用するなどドローンの活用事例を教えていただきました。

初めてのドローンの操作を行い、楽しく体験することができました。

トンネル見学では、完成されたトンネルに入らせていただきました。明かりのついてないトンネルは薄暗く・寒くて怖かったです。トンネルの途中で熊本環状道路の概要説明等をトンネル内にプロジェクターで説明していただきました。暗いトンネルに映し出されるスライドが鮮明に見えて、初めての体験でした。

環状道路は熊本での慢性的な渋滞を緩和するためにも必要な道路を建設されています。

現場見学は土木工事を直接見て学ぶいい機会です。

これまでの計画から見学会まで熊本都市建設業協会様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

【土木科】第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会 測量部門

第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会 測量部門

 

11月11日(土)12日(日)第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会が行われました。今大会は北部九州開催として、化学分析・測量部門の2部門は本校で開催されました。

本校は県大会を勝ち抜き、開催地代表として全国大会に出場しました。

結果は準優勝でした。

 

外業競技は、5角形のトラバース測量を3人で行う競技です。地の利を活かして緊張感なく競技を行うことができ、18′20″で競技を終えました。どの学校も各地区を勝ち抜いただけあり、据付から観測まで素早く、全国のレベルの高さを感じることができました。

内業競技は1人1枚の計算書を仕上げる競技です。外業競技で得たデータを計算書にまとめ、測量誤差を出していきます。競技時間により減点等もありますし、スピードと正確さが問われる競技のため、転記や計算ミスなどがあると競技順位に大いに関係する競技です。その中、3人ともに計算書をミスなく終えることができました。

これまで年間を通して練習に取り組んできました。練習場所も校内になく、近くの公園で練習を行うなど。工夫を行い、全国大会に臨みました。これまでの練習の成果を出し切って、満足のいく大会となりました。

 

これまでの活動に関して携わってくれた方々、大会運営に携わってくれた方々に感謝したいと思います。誠にありがとうございました。

 

 

 

【土木科】卒業生講話

東洋建設と東亜道路工業に就職された卒業生に来ていただいたので、土木科1年生に対して講話をしていただきました!

1年生は進路を考えるいい機会になりました。

ありがとうございましたにっこり

【土木科】実習風景

土木科では、各学年で様々な実習に取り組んでいます。その一部をご紹介します。

1年工業技術基礎〈測量〉

オートレベルを使用し、高低差を測量しています。

2年実習〈土質〉

土の液性限界試験と塑性限界試験の実験をしています。

3年課題研究〈コンサルタントコース〉

校内を平板とトータルステーションを使って測量しています。

〈施工コース〉

校内の補修を行っています。

【土木科】特別教育2年生

土木科2年生が8月28日29日に高所作業車の特別教育を受講しました。

高いところが苦手な人もいましたが、みんなしっかり受講することができましたにっこり

生徒の感想鉛筆

高所の方が振動がこず、怖くなかった。上からの景色は綺麗でした。

 

【土木科】特別教育1年生

土木科1年生と2年生が小型車両系建設機械特別教育とローラー特別教育を受講しています。学科を21日と24日に受け、25日に実技を行っています。

学科は初めての言葉も多く難しかったですが、実技は楽しそうに乗っています☺️

この講習が終われば、18歳のときに証明書が交付されます。 

(土木科)管工事敷設実習

  管工事敷設実習

 

 連携企業:熊本県管工事業組合連合会

 対象学年:土木科2年

 

 熊本県管工事業組合連合会主催の管工事敷設実習を行いました。今年で5年目です。

 重機で掘削を行い、地中に管を埋設する実習を行いました。管に電気を流して圧着、水栓に繋げて水が流れるまでの一連作業を行いました。また、管の破損に対しての止水作業など水に濡れながらの作業だったため、楽しく実習を行うことができました。

実習に当たり、準備など大変お世話になりました。また、楽しい実習をありがとうございました。

(土木科)地上レーザー測量実習

連携内容:地上レーザー測量実習

対象学年:3年生(課題研究12名)

企業連携:(株)ARIAKE

 

3年生課題研究を活用して、企業連携を毎年行っています。今年度熊本県測量設計コンサルタンツ協会へ企業連携の依頼を行い、建設コンサルタントの5社より、講師としてきております。

今回は、(株)ARIAKE様に来校していただき、地上レーザー測量実習を行いました。 

 

 

前回のUAVレ-ザー測量と違い、地上でのレーザー測量です。据え付けするタイプと自身で担ぎ、歩きながらレーザー測量するタイプを実習で行いました。

本日は雨天のため、室内での実習となりました。高額な機器を扱い、緊張しましたが、楽しく実習を行うことができました。