書道の授業におじゃましました
中国の唐時代、九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の、基本点画の練習をしました。鋭い起筆と収筆、まっすぐな送筆が特徴です。
最初に横線の復習をして、その後、左のはらい、右のはらいと練習が進みました。
○ 左のはらいは、円右下の四分の一位を書くようなつもりで!
○ 右のはらいは、筆を立てて!
○ 穂先の2・3本を折り畳むために、穂先だけを少し左向きに入れて戻す!
○ 肘を脇につけたまま書くと最後のはらいが伸びない!
○ 肘でまっすぐに引いてきて、最後のはらいの時、穂先は上の面を書くように!
○ 最後のはらいでは、少し筆幹を時計回りにねじるような気持ちで!
○ ぐっと突き刺し、手首を返さず、腕全体ではらう!
次々と具体的な指示が飛びます。手本を書いて見せ、生徒の筆に手を添えて動きを確認したりと先生は大忙しです。生徒もどんどん書いていきます。疲れたといいながら楽しそうな1時間でした。