熟年者との合同調理~防災と絡めて

平成29年7月6日(木)に湧心館定時制で20年続いている、「熟年者との合同調理実習」を行いました。出水南校区食生活改善推進委員の方々8名に参加していただき、昨年発生した「熊本地震」を教訓にした、「防災カレー」を作ることにしました。

 熊本地震の際、水がなかなか出ずに苦労したこともあったと思います。そこで、水4ℓとウエットティッシュやキッチンペーパーを利用して、節水しながらおいしいカレーを作ることができるかを生徒と地域の方々で知恵を出し合い行いました。


  


 地域の熟年者の方々がやさしい言葉かけで一緒に調理を行ったことで生徒もいつも見せる顔とはまた違った顔つきで調理をしていました。米のとぎ汁の再利用など、今では行わなくなった知恵をたくさん教えていただき調理ができたようです。できあがりは「とてもおいしい!!」や地域の方も、「勉強になった~」と言っていただけました。



 当たりまえが当たりまえでない日があることを私たちは知っています。福岡や大分の方々も今大変な思いをされていると思います。私たちにできることを今日の実習で考えられたのではないかと思います。