2019年11月の記事一覧
1年次 産業社会と人間 講演会「人生の先パイに聞く」
11月13日(水)、必修科目「産業社会と人間」の時間において、「人生の先パイに聞く」と題して、講演会を開催しました。
牛深を元気にする会「GNK」設立者・右山様、「河浦青年同志会」設立者で河浦町で旅館を営まれている・下田様の2名を講師にお招きしました。お二人は、地域を元気にしたいという思いで、イベントの企画、新商品の開発など、さまざまな取り組みをされています。
お二人にはこれまでの取組について、次のようなお話を伺いました。「イベントなどの企画について最初は手段も分からなかった。さまざまな考えを持った人がいる中『しない理由』よりも『したい理由』をみつけることで協力してくれる人が現れ、実現することができた。一つできたことが自信につながり、次に繋がった。何よりも自分が楽しむことが一番。人との関わり方については、まず、自分を好きになること。自分を好きになることで、人のいいところを見つけることができる。また、目の前にチャンスが来た時は、恥ずかしがらずにやってみると良い。」
講話の中で、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。「牛深や河浦の町おこしのために、私たち高校生にできることは?」という質問に、「他の地域では、イベントは大学生やその年齢層が主体になっていることが多い。天草には、大学がないため、高校生が担っている部分が大きい。勉強など目の前のことを一生懸命やること、自分から大きな声で地域の人にあいさつすることも町おこしにつながる。」と答えてくださいました。
最後には、「好きなことを一生懸命にやることが大切。好きなこと・やりたいことがある時は、まず家族に相談して、やってみることが大切。黙っていても伝わらないこともあるから、我慢しないで思ったことは言おう。」とエールを送られました。
町おこしを通した社会貢献から人との関わり方まで、人生の先輩に学ぶことがたくさんあり、あっという間の1時間となりました。
あきのおはなし会に参加しました
11月10日(日)、天草市立牛深図書館で「あきのおはなし会」が行われました。今回は、ありすボランティアに登録している2名が絵本の読み聞かせなどを行いました。次のおはなし会は、1月25日(土)に行われる「ふゆのおはなし会」です。どなたでも入場可能です。次回のおはなし会も楽しみです。
2年次 選択 子どもの発達と保育「読み聞かせ講座」
11月11日(月)、2年次「子どもの発達と保育」選択者23名を対象に「読み聞かせ講座」を行いました。
天草市立牛深図書館職員の方や読み聞かせボランティアの方、3名を講師に迎え、発達段階や読み聞かせに適した絵本の選び方、本の持ち方やページのめくり方などの読み聞かせの方法について、教えていただきました。講座の中で、3歳未満と3歳以上の2つの読み聞かせ実演があり、読み聞かせだけでなく、手遊びなどもあり、和やかな講座となりました。
最後に、生徒どうしで絵本の読み聞かせを行い、アドバイスをしていただきました。3学期には、保育園での読み聞かせを行う予定です。
1年次 LHR 防災クロスロード
11月7日(木)、1年次LHRでは本校防災主任による「防災学習」を行いました。
アイスブレイクのあと、グループに分かれて『防災クロスロード』に取り組みました。YES・NOどちらが正解と決まっていない問いに対して、グループで一つの答えを出しました。班員の答えを尊重し合いながら、議論を交わしました。災害時(緊急時)も周囲の意見に流されず冷静な判断をすること、そして少数の意見を傾聴する姿勢を学びました。今後、災害時(緊急時)の対応に活かしていきます。
1年次 産業社会と人間「くまもとみらいずむ」
11月5日(火)、必修科目「産業社会と人間」の時間において、熊本大学学生「Kumarism(くまりずむ)」のみなさんによる出張講座が行われました。
「産業社会と人間」では、「牛深・河浦の魅力再発見!Small Editorになろう」と題して、自分の住んでいる地域の良さを発信する予定であり、大学生のみなさんから取材時に気を付けること写真撮影のアドバイス、記事の作成のコツについて教えていただきました。最後は、大学生活についての話を伺い、質問にも答えていただき、普段、大学生とふれあう経験がない生徒にとって、貴重な時間となりました。すぐに打ち解け、あっという間の2時間でした。
この講座の様子は、Twitter「熊本大学 Kumarism(くまりずむ)」でも紹介されていますので、合わせてご覧ください。
研究授業週間が始まりました
11月5日(火)、研究授業週間が始まりました。5(火)は、教育委員会学校訪問があり、英語科・商業科の4つの研究授業を行いました。いただいたご助言を今後に活かしていきます。
11月11日(月)~15日(金)は、外部公開授業週間となっています。来校お待ちしています。
地震・津波避難訓練を実施しました
11月1日(金)、地震・津波避難訓練を実施しました。
まず緊急地震速報を聞き、身の安全を確保しました。本校グラウンドに一次避難後、15分後に高さ10メートル以上の津波が到達する想定で近くの高台へと二次避難を行いました。高台への避難は、今回が初めてでした。
避難した高台で、天草広域連合南消防署の署員の方より今回の避難の講評と災害時の対応についての話を聞きました。「熊本地震の大きな揺れや東日本大震災の津波などの記憶を風化させてはいけない。地震だけでなく台風や大雨などの自然災害発生時に、『自分の命は自分で守る』ことを意識してほしい。避難時に災害に巻き込まれることもあり、身を守る行動を取っていただきたい。また、地域の方や高齢者などの避難も手伝いができる高校生であってほしい。今後も避難訓練の際には、真剣に取り組んでほしい。」とお話されました。
生徒を代表し、2年次・田中くんが「日本では災害が多発しており、たくさんの人々が被害に遭われています。今日の避難訓練では、自助・共助・公助の3つについて改めて知ることができました。災害が起きた時には、まず自らの命を守り、回りの人々のことも気にかけた行動をしていきたい」とお礼の言葉を述べました。
その後、学校に戻り、防災学習を行いました。1年次生は自助、2年次生は共助、3年次生は共助・公助をテーマに学習しました。どの年次も互いの意見を尊重しあいながら活動を進めていました。
自然災害は、私たち人間の力で防ぐことはできませんが、被害を少なくすることはできます。今回の訓練を通し、地域のことに関心を持ち、各家庭でも防災・減災について考えるきっかけにしたいと思います。