羅針盤 夢を持って、世界とつながれ

校長室より

平成30年度1学期始業式 校長講話

成30年度1学期始業式 校長講話

平成30年4月9日

先程新しく着任された先生方をご紹介いただきました。

本日の午後入学してくる1年生を含めて、初々しい雰囲気の中に平成30年度がスタートすることになります。みんなも心を新たにして始業式に臨んでいると思いますが、最上級生としての新3年生、中堅としての新2年生、ともに、本校を支えてくれる柱として皆さんへの期待は大きいものがあります。


 いよいよ、平成30年度の1学期が始まりました。
私は、今、ここにいる皆さんのそれぞれの頑張りは、以前勤務していました遠い阿蘇の地では聞いていたくらいで、まだ詳しくは知りません。私は、皆さんに、物事を行うときに思い出す言葉をまずは贈りたいと思います。 アメリカ大リーガーの伝説的ホームランバッターのベーブルースさんの言葉からです。

まず、昨年度までにすばらしい成果を上げることができた人へ。

「昨日のホームランでは今日の試合に勝てない」

また、失敗したりうまくいかなかったりして、今ひとつ自分の思うとおりの結果が出せなかった人へ。

「昨日のエラーで今日の試合は負けない」

どうかな?

新しい年度にあたり、さらなる飛躍を皆さんに期待します。
 

さて、今日は、はじめて皆さんの前でお話するというので、おまけです。

(実演)

どうですか?紙の帯の真ん中を切るだけで多くの不思議が隠れているし、自分で実際にやってみるとその仕組みが分かってきます。

私は数学の教員です。数学は、「怠け者の学問」と言われています。もっとほかのやり方はないか?もっと楽なやりかたはないか?など、考える姿勢と行動は、仕事や生活をよりよくすることのひとつと考えます。

皆さんの学力はそれぞれ伸びていますが、先生から付けてもらうのではなく自ら興味を持ち、勉強をする人はその伸びは驚異的です。皆さんも授業、実習、部活、委員会活動、学校生活のあらゆることについて昨年度以上に興味を持ち、工夫をしてみてください。

最後になりますが、本年度の1学期は7月20日に「終業式」を行います。温かく心地の良い春の季節に始まり、暑い夏へと季節が移り変わる1学期ですが、くれぐれも健康に留意して、友人と助けあい、励まし合い、志を高く持って、1学期を過ごしてください。