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地震・津波避難訓練を実施しました
11月1日(金)、地震・津波避難訓練を実施しました。
まず緊急地震速報を聞き、身の安全を確保しました。本校グラウンドに一次避難後、15分後に高さ10メートル以上の津波が到達する想定で近くの高台へと二次避難を行いました。高台への避難は、今回が初めてでした。
避難した高台で、天草広域連合南消防署の署員の方より今回の避難の講評と災害時の対応についての話を聞きました。「熊本地震の大きな揺れや東日本大震災の津波などの記憶を風化させてはいけない。地震だけでなく台風や大雨などの自然災害発生時に、『自分の命は自分で守る』ことを意識してほしい。避難時に災害に巻き込まれることもあり、身を守る行動を取っていただきたい。また、地域の方や高齢者などの避難も手伝いができる高校生であってほしい。今後も避難訓練の際には、真剣に取り組んでほしい。」とお話されました。
生徒を代表し、2年次・田中くんが「日本では災害が多発しており、たくさんの人々が被害に遭われています。今日の避難訓練では、自助・共助・公助の3つについて改めて知ることができました。災害が起きた時には、まず自らの命を守り、回りの人々のことも気にかけた行動をしていきたい」とお礼の言葉を述べました。
その後、学校に戻り、防災学習を行いました。1年次生は自助、2年次生は共助、3年次生は共助・公助をテーマに学習しました。どの年次も互いの意見を尊重しあいながら活動を進めていました。
自然災害は、私たち人間の力で防ぐことはできませんが、被害を少なくすることはできます。今回の訓練を通し、地域のことに関心を持ち、各家庭でも防災・減災について考えるきっかけにしたいと思います。