校長室からの風(メッセージ)

新ALTの紹介(校長挨拶)

 「新しく赴任されたAssistant Language TeacherJoseph Lanza(ジョセフ ランザ)先生を紹介します。

 ジョセフ先生は、イングランドから来られました。

 ところで、私たち日本人はイギリス、イギリスと言いますが、正式にはイギリスという国名はありません。私たちがイギリスと呼ぶ国は、正しくはUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のことです。このUnited Kingdom 連合王国は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの四つの国から構成されます。その中で最も人口が多く、面積も広いのがイングランドです。イングランドは、サッカーのワールドカップには一つの国として出場しますが、オリンピックには単独では出ず、United Kingdom 連合王国として参加します。

 では、「イギリス」という呼び名はどこから生まれたのでしょうか?どうも、「イングランド」という英語が江戸時代にポルトガル語やオランダ語で日本に紹介され、発音変化して、エゲレス、イギリスになったと言われます。そして、United Kingdom 連合王国、この連合王国を私たち日本人は総称してイギリスと呼ぶようになりました。イングランドとUnited Kingdom 連合王国の両国の関係を知っておいてください。 話しが少し脱線しました。
 さて、ジョセフ先生は学生時代から日本語及び日本文化に関心を持ち、秋田県の国際教養大学で6週間、日本語学習の短期留学の御経験もあります。8月3日に熊本に来られ、多良木町久米にある教職員住宅に住み、日本の生活を始められました。この夏休み期間、君たちが使っている英語の教科書等を調べ、英語科の先生と打合せを重ね、教材研究に取り組まれており、皆さんと学習することを楽しみにされています。皆さんの方から、積極的に英語で話しかけ、英会話を楽しんで欲しいと思います。

 では、ジョセフ先生から挨拶してもらいます。」