校長室からの風(メッセージ)

今年も挑戦の年 ~ 3学期始業式

今年も挑戦の年 ~ 3学期始まる

 1月9日(火)、3学期の始業式です。そして、生徒、職員が体育館に一堂に会し、多良木高校の1年が始まりました。冬休み中、人影が少なかった学校は実に寒々とした様子でした。しかし、こうして生徒たちが登校すると、学校は活気づきます。生徒たちは学校にとって「血液」のような存在で、生徒達が動き出すことで学校は生き生きとしてくるのです。

 年度当初から体育系部活動の生徒たちは元気です。仕事始めの1月4日(木)に出勤したところ、早朝からバスケットボール、サッカー、野球と部員たちが30人余り登校しており、寒さをものともせず練習を始める姿に若い力を感じました。1月7日(日)、県下新人バスケットボール大会が熊本市で開催されました。多良木高校男子バスケットボール部は選手9人、マネージャー1人の少人数ですが、強豪校相手に最後まで負けないという気迫で熱い試合を展開しました。来る14日(日)にはサッカーの県下新人大会が行われますが、多良木、南稜、球磨中央の初めての3校合同チームで臨みます。また、13~14日には全国で約58万人が受験する大学入試センター試験が実施されますが、本校から3年生7人が挑みます。

 今年は西暦2018年、平成30年です。現在の天皇陛下が来年の4月30日に退位され平成は31年で終わることが決まっています。新しい元号は今年中に発表されると云われています。平成はあと1年4か月で終わりますが、多良木高校もあと1年3か月で閉校です。しかし、新しい元号の時代は、間違いなく今の高校生たちが主役、主人公になります。多高生の皆さん、新しいことに挑戦して、次々と扉を開いていってください。皆さんには未知の世界が待っています。

 多良木高校は閉校の時まで新しいことに挑戦し続けたいと思います。