校長室からの風(メッセージ)

女子バレー部の優勝 ~ 球磨郡旗大会

                     女子バレー部の優勝

~ 球磨郡バレーボール協会旗大会 ~

  
  エースアタッカ-の加原さん(1年)の高い打点からのスパイクが決まり、2523。接戦を制し、多良木高校が人吉高Aチームを破って優勝。会場の多良木高校第1体育館は応援に詰めかけた野球部員、保護者等から大きな歓声があがりました。監督の境教諭の目にも涙が光ります。

  12月23日(金)、天皇誕生日の祝日に多良木高校体育館で球磨郡バレーボール協会旗大会が開催され、人吉球磨地域の4高校5チームの女子バレーボールチームが参加しました。気温の低い一日でしたが、どの試合も白熱した好ゲームが続き、体育館内は熱気に包まれました。

  多良木高校女子バレー部は、キャプテンの高尾さん(2年)を中心にチームワークが抜群で、日頃からひたむきに練習に取り組んでいます。部員は10人(2年3人、1年7人)と少ないのですが、きびきびとした動き、大きな掛け声、そして練習の最後には校歌の合唱と、日々の活動をとおして元気を発信し、学校の活力を生み出してくれる存在です。

  一つのボールに集中する姿勢、きらきらとした眼の輝き、お互いを励ましあう連帯と多良木高校女子バレー部の真価が発揮され、この大会での15年ぶりの優勝を勝ち取りました。午前中から陸上部、男子バスケット部、そして午後は野球部と他の部活動の生徒たちも応援に駆け付け、ホームならではの大きな声援が2階席から飛びかい、コートの選手たちと応援団との一体感が醸成され、決勝戦の雰囲気は最高潮でした。

  県大会レベルに比べると小さな大会ですが、その勝利を多くの生徒、職員、保護者の方々と分かち合えたという点で大きな喜びを学校にもたらしてくれました。高校生の躍動感とスポーツが持つシナリオのないドラマに引き付けられた一日でした。