校長室からの風(メッセージ)

歓迎!中学生の「体験入学」

 7月29日(水)の午前中、多良木高校において中学3年生の「体験入学」を実施し、人吉球磨地区の全12中学校から約260人の参加がありました。内容は、生徒会による多良木高校紹介DVD放映、模擬授業体験、校内見学、多良木高校生との座談会、部活動の見学等を行いました。開会式における校長の歓迎の挨拶を次に載せます。

 皆さん、おはようございます。

 今日は、多良木高校「体験入学」に参加していただき、まことにありがとうございます。心から歓迎いたします。引率の先生方、保護者の方々にも深く感謝申し上げます。

 中学生の皆さんに、多良木高校のことをより知って欲しいという思いで、生徒会はじめ生徒たちが中心となって、この「体験入学」を準備してきました。そして、今日の運営も生徒が主体となって行います。授業、部活動、そして学校生活全般について体験を通して、皆さんが理解してくれることを願っています。

 多良木高校野球部は、夏の甲子園高校野球県予選大会でベスト4まで進みました。選手達はこの球磨人吉地域の中学校出身です。地元多良木町はじめ球磨郡全体から熱い応援をいただきました。これも、地元の高校ならではのことだと思います。皆さん、地元の高校の良さを改めて考えて欲しいと思います。

 多良木高校では、校訓の筆頭に平和という言葉を掲げ、平和な学校生活を送っています。そしてキャッチフレーズが、「志高くキラリ輝く多高生 夢・汗・涙 感動体験」です。全校生徒約200人の高等学校としては小規模校ですが、全校生徒がチーム多良木としてまとまり、動きます。先週、野球部の応援に3回、バスを借りあげ全校で熊本市藤崎台球場へ行きました。選手と一体となって応援し、共に感動を味わう事ができました。

 もっと多良木高校のことを語りたいのですが、今日は皆さんに多良木高校の豊かな施設設備、ゆとりのある校地、そして面白く優しい先輩達に実際に触れてもらうことが目的ですから、この辺で私の挨拶を切り上げたいと思います。

 きょうの体験入学が、皆さんにとって感動体験となる事を願って挨拶といたします。