防災講話(災害)
5月23日(金)に体育館にて防災講話がありました。初めに防災主任の平山先生から、これからの梅雨時季の大雨や台風などでどのように行動すべきかについてお話がありました。「2年前の7月に線状降水帯が発生し、多くの河川が決壊したり家屋が倒壊しました。本校においては電車がストップし、200名以上の生徒が駅で待機する事態になりました。大津高校ではこの時のことを教訓にして、防災意識を日々高めるべく取り組んでいます。」
その後、教科と連携した取り組みとして、地歴公民科の池田先生より「災害・防災~差し迫った状況の時にあなたはどう動く?~」と題して、避難時の持ち出し品や実際に帰宅困難者となった場合どのような行動をとるべきかなど、自分事として捉えやすい例を挙げながらお話されました。具体的には、熊本市内に出かけた際に災害にあったら、一時避難所がどこにあるか(水害の場合、熊本市中心部は海抜高度が低い場所があるので一時避難所の数も減る可能性がある)や、むやみやたらに移動しないほうが良い場合もあることなど、知っているのと知らないとでは大きな違いがあると話されました。また、飲料水や食料・モバイルバッテリーを準備し、日頃から家族で安否確認の方法や集合場所を話し合うなど防災意識を高く持つことが大事であること、災害が差し迫ったからといって慌てることなく、状況に応じた行動を冷静にとれるようになってほしい、いつ災害が起きてもいいようにしっかりと対策を整えるようにしてほしいとのお話がありました。
これからも大津高校では、年間を通して防災意識を高める講話や訓練を行っていきます。