本校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本校は県南の人吉・球磨地域に位置しており、市房山や白髪岳、そして球磨川に抱かれた自然豊かな環境に、総面積(本校、農場、神殿原農場、演習林)32㏊、東京ドーム10個分という広大な校地を有しています。本校は明治36年に「球磨の地に人材の泉を掘る」という建学の精神を掲げて開校して以来、当地域で最も歴史がある高校として親しまれ、現在は、地域の基幹産業である農業を学ぶ農業系学科の他、体育系、福祉系の学科を設置し、地域社会の多様なニーズに応えられる魅力的な学習活動を展開しています。
本校教育は、「進取に富み真理を求める」「礼節を重んじ元気を振るう」「生命を尊び平和を愛す」の三綱領のもと、実学教育をとおして知・徳・体の調和がとれ、自ら考え、学び、夢に向かって真摯に行動する力を備えた地域や社会を興す人材の育成を目指しています。そのため全教職員が教育者としての使命感と愛情をもって、家庭・地域社会との連携を深めながら、魅力ある学校づくりに努めています。
今後も生徒たちそれぞれの個性を伸ばし、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力などの産業人としての基礎的な資質や能力を育成するとともに、グローバル社会に対応する資質や能力、さらにはどのような環境にあっても、夢を持ち、自立し、困難な中にも活路を見いだそうと努める姿勢を身に付けさせることのできる学校として、皆様の期待にしっかりと応えていきたいと思います。
結びになりますがこのホームページを通して、学業はもとより、様々な分野で活躍している南稜生の様子を発信していきますのでご覧いただければ幸いです。
令和6年4月
熊本県立南稜高等学校長
石 田 智 雄