(14)農業を活かした体験活動及び生涯スポーツコーディネーター育成

2017年9月の記事一覧

自然体験学習 ラフティング

日本三大急流の一つである「球磨川」
その流れを活かした自然体験スポーツ「ラフティング」を実施しました。

本校体育コース1年生は、幼少期から現在まで、ここ球磨・人吉地区で生活しています。
身近な存在である球磨川で行われているラフティングは、1名以外は初体験でした。
川遊びは経験があるものの、急流をゴムボートで下ることは未知の領域。
ライフジャケット・ヘルメットを着用して、安全に留意しながら楽しむことを学びました。





昨日の救命講習・着衣泳法が、今日の実習に十分活かされました。
ガイドによる急流「球磨川」の特徴や、川の流れの特性、渦の水流と緊急退避方法など、
身近な存在である自然を新しい切り口で知り・見て・感じることができました。

自然体験学習 ラフティング 事前学習2

明日の野外活動(自然体験学習ラフティング)を前にしての事前学習です。
上球磨消防署の御協力で、次は、着衣泳法の実地訓練をプールで行いました。
「背浮き」を実体験。
着衣(靴もはいて)のまま、水面に両手・両足を広げて、顔を真上に向けた状態でリラックス。
肺に空気をためることで浮き輪の役目。また、靴をはいたままということもポイント。浮き具になります。

ペットボトルやビニール袋、ボール(サッカーボール・ハンドボール2号)を使っての背浮きも実体験。
最後は、2分間の背浮きをして、水に浮く訓練を終えました。

着衣泳法は、全員が初めて。
まとわりつく服、水をすって思うように動かない状態を体験し、改めて水の怖さを知りました。
自ら浮くことだけでなく、救助のときに必要な方法も学び、自らが飛び込んで助けにいくことは危険なことも知りました。
水難事故のときは、118番ということも初めて知り、119番と合わせて救命の必要知識が高まりました。

自然体験学習 ラフティング 事前学習1

明日の野外活動(自然体験学習ラフティング)を前にしての事前学習です。
上球磨消防署の御協力で、まずは、心肺蘇生法・AEDの実技演習で救命について学びました。
多良木中学校では、3時間講習を3年次に受講し、救命資格を取得していますが、
それ以外は授業等で学んだ程度です。
救急救命の現場で活躍されている消防署員からの手ほどきで、より詳しくかつ実践的に学びました。

猪口さん(H23卒(普通科総合コース))による実演

心臓マッサージ(圧迫)時の正しい姿勢
1分間に106回程度の速さで圧迫します。この姿勢を作ることが難しいです。
また、人吉球磨管内では、119番通報後、救急車到着までに約8分を要します。
その間は、心臓マッサージを止めることは命に関わるので続けるためにも正しい姿勢を理解することが必要です。