(7)地域への農産物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践

2017年5月の記事一覧

キラキラ 共同研究開始

総合農業科1年生が行う共同研究は、2項目になります。
1 トマトの省力化露地栽培技術『ソバージュ栽培法』の地域導入に向けた検証・研究
 ①共同研究者 パイオニアエコサイエンス(株) 担当:永田様
 ②研究経過:4年目
 ③目的と内容:トマトの露地省力化栽培技術の有効性と地域環境への適正を検証するための比較試験を実施
2 焼酎粕で培養した光合成細菌の農業生産への利活用に向けた検証・研究
 ①共同研究者 崇城大学:宮坂教授  Ciamo代表:古賀様
 ②研究経過:初年度
 ③目的と内容:有用微生物と目される光合成細菌と焼酎粕の新たなり活用法として農業生産分野への導入に向けた検証として比較試験を実施

本年度の研究のスタートに当たり、資材準備と圃場の設計・整備を行いました。
この内容は1年生の科目「農業と環境」のプロジェクト学習の導入教材にもなります。
 
 

キラキラ 崇城大学Ciamoとの共同研究検討会

 新たな共同研究による新技術の地域導入に向けた検討会を本校で行いました。
崇城大学から生物生命学部応用生命科宮坂教授(薬学博士)とCiamo代表古賀さん(M1)が来校され、
光合成細菌の農業生産分野への利活用と導入にむけた検証を共同で行う事になりました。
また、崇城大学から光合成細菌の簡易培養キットも無償提供いただき、モニター試験を行います。
この光合成細菌は「嫌気性」・「好気性」のどちらでも培養(増殖)が可能で、エサは「焼酎粕」と本地域で扱いやすいものになっています。
秋冬作農作物の栽培本試験に向けて、試験導入を試みます!