3月10日金曜日に1年総合農業科で将来、土木系公務員を希望する生徒8名が、熊本県人事委員会事務局主催の熊本県庁現場見学バスツアーに参加しました
午前中は、益城町4車線化工事現場を視察しました。この工事は元々道路の幅員が10mあるものを27mに広げて、そこに自転車道、歩行者道、植樹帯等を設置するという工事でした。この道路は、地域住民、行政、大学の先生方が話し合いを重ねて、熊本地震からの創造的復興のシンボルとなるまちづくりの一環として行われているそうです
次に西原村にある大切畑(おおきりはた)ダムを視察しましたこのダムは農業用水確保のために築造されたため池で、受益面積は717ha(水田71ha、畑646ha)あります。今回の視察では、熊本地震でダム内に活断層が見つかったことにより堤体237m移動する工事を視察しました
午後から土木部の方より、県庁土木職の魅力について講義を受けました講義の中で約30年間かけて実現した熊本駅プロジェクトの話が印象に残りました。県庁土木職の魅力を感じました
熊本市にある熊本港の視察では、日頃入ることのできないコンテナターミナルを視察させていただきました港湾の利用方法について考えることも土木の仕事であることを知り、驚きました
次に熊本市天明地域の松の木堰の建設工事現場を視察しました農業土木施設は現在更新の時期が来ており、施設の管理が大変なこと分かりました
今回、バスツアーに参加して公務員の仕事について理解を深めることができました4月から土木の専門を学習していきますので、力をつけて挑戦していきたいです!
地域に貢献できるよう頑張ります
今回、熊本県庁、各工事関係者の皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました