こんにちは総合農業科環境コース農業土木専攻です。
今回は、私たちが4月に肥後銀行、熊本県立大学、地域の方々と作製したプランター型雨庭のメンテナンスについての紹介です
みなさんは、プランター型雨庭と聞いてなんぞや?と思われる方がいるかと思います
プランター型雨庭は、屋根に降る雨をプランター内で貯水し、ゆっくりと排出して洪水を抑制するものです
下の図はプランター型雨庭の機能について述べているものです。
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令和5年4月16日に肥後銀行免田支店前に日本初の取り組みとなるプランター型雨庭が完成しました
私達、水土林(みどりん)プロジェクト(農業土木)では、雨庭のコンセプトとデザイン、施工を担当しました。
写真は、施工している様子です。焼酎の空き瓶から作られた建材「スーパーソル」をプランター型雨庭に入れています
写真は、完成したプランター型雨庭です。
私たちは10月28日(土)の公開授業の3,4時限目の2年生総合実習の時間に植栽のメンテナンスを行いましたちなみに、メンテナンスを行う前の雨庭が下の写真のようになります。
この状況からメンテナンスを行いました。まず初めに総合農業科植物コース草花専攻のみなさんが栽培された花を一つずつ選び、花を飾る鉢のデザインを考えました
肥後銀行免田支店前のプランター型雨庭へ行き、植栽の交換を行いました
この後、鉢をきれいにほぐして、パンジーやビオラの配置を考え、植栽しました
植栽が終わった鉢をプランター型雨庭にセットします
そして、全箇所に私たちが新たに植栽した鉢をセットしました
今回作業したメンバーです雨庭の取り組みを行うようになって、花の種類や造園の知識を学ぶようになりました。みんな花の名前に詳しくなってきています。専攻は農業土木ですが、1年次に植物の基礎も学ぶので学んだことが役立っています本日は肥後銀行が定休日で、今日の作業について事前に打ち合わせを行っていました
肥後銀行の皆さんや地域の皆さんがプランター型雨庭を見ることで心の癒しになれば幸いです
ブログをご覧の皆さんも是非、肥後銀行免田支店前のプランター型雨庭をご覧ください。
ちなみに、このプランター型雨庭は県内の企業が導入に向けて動いておられます。これからいろいろなところで雨庭が増えることを楽しみにしています