3月9日木曜日に国土交通省川辺川砂防ダム事務所様主催の現場見学会に1年総合農業科、2年総合農業科環境コース(土木専攻)の計42名が参加しました
午前中は、南稜高校で建設業についての講義、五木村五木小川第2砂防堰堤工事現場視察。午後からは、流水型川辺川ダムの説明、ICTバックホーの説明、操縦体験。ICT技術を用いた測量機器の説明、操作体験が行われました
南稜高校で行われた建設業についての講義では、国土交通省の方が、公務員の仕事について、味岡建設株式会社の方が施工会社の仕事について、株式会社九州開発エンジニアリングの方が、コンサルタントの仕事について分かりやすく説明してくださりました
その後、マイクロバスで五木村へ行き、小川第2砂防堰堤工事現場を視察しました。国土交通省の方と施工を担当されている三和建設株式会社の方から説明を受け、コンクリートを打設しているところを見学しました
午後からは、建設が予定されている川辺川ダムの流水型ダムについて説明を国土交通省の方から受けました
この川辺川ダムは1億1900万㎥の水を貯水できるそうです。ちなみに令和2年7月豪雨の総雨量の合計が約5500万㎥ですので、完成するとかなりの治水効果が発揮されます現在、流水型ダム建設に向けて様々な確認作業が行われているようです
その後、味岡建設株式会社、KOMATSUの方からICTバックホーに説明及び操作方法を学び、代表で数名が乗車しました
その後、五木源パーク屋内広場においてICT技術を用いた測量機器の説明と操作体験が行われましたここでは、株式会社九州開発エンジニヤリングの方から説明を受けて、ドローン、ゴープロ、GNSS測量、追尾式トータルステーション、電子レベルの体験を行いました
ゴープロの体験では、生徒が機械を待ち、歩きながら機械が写真を撮り、その写真と三次元のデータを合成して立体的に地形を表現していました
今回の研修で建設業の魅力を再発見できました。今回、ご指導頂いた国土交通省川辺川砂防ダム事務所、味岡建設株式会社、三和建設株式会社、KOMATSU、株式会社九州開発エンジニヤリングの皆様、大変ありがとうございました
今回の学びを大切にして、地域へ貢献できるように頑張ります。今後ともよろしくお願い致します
中学生のみなさん。本校総合農業科環境コースでは、国家資格である2級土木施工管理技術者試験。測量士補に挑戦しています。これまで合格者も輩出しています興味のある方は本校で学んでみませんかお待ちしています!