学校生活 南稜NOW

官能検査

2年総合農業科動物コースの生徒達は畜産加工の授業で官能検査を行いました。初めに言っておきますがこれは学習です。

まずは、1月に出荷した黒毛和種「南稜姫」号の肉を食べます。南稜姫は格付けの最高峰、A5(BMS12)を獲得した牛肉です。しっかりと鼻から抜ける香りを感じながら頂きました。ありがとう、南稜姫。

 

外国産の牛肉をいただきました。食べる前に「赤色度」「鮮やかさ」「明度」「しまり」「脂肪交雑」「食味予想」「価格予想」のアンケートに記入します。

食べた後は「肉の香り」「やわらかさ」「噛み切り」「多汁性」「おいしさ」の評価を記入しました。確認ですが、学習しています。

次は目をつぶっての食べ比べです。国産和牛と外国産牛肉、全員が当てることが出来ました。

最後は代替肉。「大豆で出来た肉なんておいしいわけないよねー」っいいながらみんなで食べてみました。ん?これはこれでありという感想が多くありました。「大豆で作ったハムなんて」と思っていましたが・・・。驚きの完成度でした。

今回は自分たちで育てた黒毛和種の味が一番人気でした。でも、今の高校生は牛肉より鶏肉の方が好きというのが本音のようです。将来、動物性タンパク質は昆虫食になるとも聞きますがどうなるんでしょうか。畜産加工では畜産で生み出された生産品の加工をとおして学びを深めます。