8月に行われたあさぎり町の共進会を勝ち上がることができたため、人吉球磨地域の共進会に参加させて頂きました。
開会式の様子。昨年度、団体優勝の人吉分区が優勝旗返還を行いました。
本校からは「なおみ号」を出品しました。本校牛部、動物コースの生徒を中心に飼養管理してきた牛です。農家さんの牛と同じ舞台に立つと、学校で見るより小さく見えました。学校には同じ月齢(年齢)の牛がいないため発育に関して比較ができません。参加させて頂き、比較することで自分たちの飼養管理を見直し、また、アドバイスを頂くことで勉強になりました。
結果は優秀賞でした。来年度は名誉賞(上位)を頂けるように頑張ります。
閉会式では団体の表彰があり、新元号「令和」発の共進会で南稜高校が含まれる「あさぎり分区」が優勝しました。あさぎり町畜産農家のみなさん、来年度は貢献できるようにいい牛を育てます。
生徒の感想「牛を並べてみると、少しずつ体型が違い、牛にも個性があることが分かった」「牛の体型には飼養管理が影響していること、特にエサの種類や量が影響していることが分かった」「農家さんが牛に対して家族のように大切に育てておられることが分かった」「体型の善し悪しが分かった」などなど。
最後に球磨畜産農業協同組合(地域の農家の方々で組織する組合)からバーベキューをごちそうになり、楽しくおいしく頂きました。アドバイスも含めて様々な支援から、地域の畜産農家の方々の期待の大きさを感じています。まずは牛の気持ちを考え、飼養管理に興味関心を持ち、プロの農家の方々を目指して努力を続けていきます。