学校生活 南稜NOW

南稜就農塾~被災地西原村で学ぶ~2016/05/8

 今年度の南稜就農塾、第1回目の研修は、今回の熊本地震で大きな被害を受け、
農作物の作付けの遅れが深刻な阿蘇郡西原村で農業実習です。
  
 途中、益城町の様子を車中から確認すると...。そこには、大きな被害の爪痕が残っています。   
  

            
 受け入れていただく農家さんと対面後、早速農業実習を開始。
今回の実習は、西原村名産のカライモ苗の植え付け、そしてニンニクの芽摘みです。
  
  ていねいに一本一本、苗を植えていきます。
  
 ニンニクの芽摘みは、なかなか難航している様子。午前中は、2人1組で1列を担当していましたが、
3年生の発案で午後からは1列に全員が入り一斉に芽摘みを行いました。
やはり現場には「学び」があります。そのお陰で、午後は格段に効率が上がりました。
 

 今回お邪魔した地域は、未だに避難生活を続けられながら、同時に農業経営再開に向け動いておられました。
この「前向きな姿勢」に我々が元気をもらった実習でした。