学校生活 南稜NOW

【生活経営科 2年  小動物】イヌ・ウマのシャンプー

小動物の授業では小学生とのふれあい動物活動が始まりました。ピークは10月、11月です。今回は前回、実施したふれあい動物活動からの反省点を改善しようと、話し合いから始めました。

 

ふれあい動物活動を充実するためには。話し合いの中で様々な意見が出ました。今回、特徴的だと感じたのは「当日にできることは限られている。準備(前)が大切。」という意見でした。準備というのはふれあい動物活動の準備もそうですが、日ごろの飼育管理も準備に入ります。

「動物がきれいなほうが小学生はふれあいしやすい。イヌやウマにシャンプーしよう」という意見から始まった動物のシャンプー。これがなかなかうまくいきません。

イヌがこれほど水を怖がるとは。いつも人懐っこい「ユズ」ですが、悲鳴に近い鳴き声で逃げました。ウマは洗わせてくれますが、十分にシャンプーを落とすのに一苦労でした。

「ふれあい動物の成功←ふれあいやすい動物にする←動物をきれいにする」までの発想はよかったのですが、さらに掘り下げる必要がありそうです。

生徒たちはの導き出した答えは「←シャンプーをする←体をタオルで濡らす」でした。

おお、これならイヌは怖がらない様子です。タオルで慣れさせたのち、水に慣れさせたのち、シャンプーへという作戦。「暑いときは水でいいのかな?シャワーのようにぬるま湯のほうがいいのかな?」などと議論していました。

動物の気持ちに配慮して、段階的に考えることができました。さらに、毎日の飼育管理「掃除」「エサの与え方」「散歩の仕方」をとおしてどのように動物とかかわるべきかなどについても考えようとしていました。ふれあい動物活動をとおして学びが深まっているようです。