環境コースでは、令和2年熊本豪雨災害と『緑の流域治水(自然の力で洪水を防ぐこと)』について勉強をしています。
今回は、演習林に行き、名古屋工業大学の萱場先生のご指導のもと、『リーキーダム』について勉強しました。リーキーダムとは、小川に樹木を使って簡単なダムをつくり、大雨の時に少しでも川の増水を遅らせるというものです。イギリスで考えられたそうで、日本では初めての設置となります。
演習林の横に流れている小川付近の樹木を伐採し、4mほどの丸太にして川をせき止めていきます。いつも林業で伐採するような大きなスギ、ヒノキではないので、生徒達でも施工できます。
無事、2か所設置しました。全体では、10か所程度設置し、来年の梅雨時期に川の水量がどのように変化していくのかを調べます。