1年総合農業科1組・2組・普通科の家庭総合では、今学期、保育を学習しています
今回実施したプチ実習は、
*粉ミルク(育児用調製粉乳)を実際に作って飲む
*離乳食を月齢ごとに試食
の2つです。
▷粉ミルクを作ったことのある生徒は、
「弟がいるから作るの慣れてまーす」「前まで妹の作ってました!!」
と言いながら、初めて作る生徒に優しく教えていました
作ったことはあっても、飲んだことのない生徒が大半でしたが、
「意外とおいしい・・・」「まずーい」と真逆の意見が出たり、
「吸うときの力、結構いる!!」と驚いている様子もみられました
▷離乳食は、5ヶ月・7ヶ月・9ヶ月・12ヶ月の4段階に分けて試食をし、
普段自分たちが食べているものとの、味や見た目、食感の違いを知りました
離乳食は「飲む」から「食べる」へ移行する練習が、消化機能を発達させます。
見た目が苦手で「無理~」という生徒も・・・。 12ヶ月はおいしかったようです
育児は、赤ちゃんのかわいさもあり楽しそうという理想がある反面、
実際に育児をしてみると上手くいかずイライラするのも現実です
そういった理想と現実のギャップが生まれないようにするために、このプチ実習で育児の大変さや難しさを知り、
生徒たちが卒業してから育児をする際に、少しでも思い出してくれるといいなと思います。
実習後、ほとんどの生徒の感想が「まずかった」でしたが、
「産んで育ててくれた家族に感謝の気持ちを忘れず、これからも生きていきたい」
と家族への感謝の気持ちを綴る生徒もいました